オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~73

 

 

こんにちは(^ ^)

 

 

さて今回のタイトル。
言ったことある方
多いのではないでしょうか。

 

 

あるいは、介護認定調査前に

 

 

「調査の時は動きが悪いところ
見せたり、多少演技をした方が
介護度が高く付くからいいよ」

 

 

なんてアドバイスしたことが
ある方いませんか?

 

 

僕は今でもこのようなことを
言っている療法士には

 

 

「こんなこと言うのは
もうやめて欲しい!」

 

 

とお願いしたいです。

 

 

なんでやめて欲しいのか。
まず現在の社会情勢を
考えてみましょう。

 

 

来年の介護報酬改訂により
おそらくマイナス改訂になり、

 

 

事業所にとっても
介護保険サービスを
利用している人にとっても、

 

 

厳しい改訂となることが
予測されています。

 

 

その背景には、

 

 

・大雑把に介護保険サービスを利用する
(させる)人たちの増加、
・生産人口の減少、
・それらによる財源の圧迫

 

という問題があるからです。

 

 

財源が圧迫されたら
介護報酬を引き下げないと
介護保険サービス自体の
存続が難しくなってしまいます。

 

 

先程の話に戻ると、
介護度が高ければ高いほど
給限度額は上がります。

 

 

つまり介護度が高い人が増えると
国の
迫されるということです。

 

 

国の財源が圧迫されると
先程話した通り、
介護報酬がマイナスになる
という影響が出て、

 

 

さらには充分な介護サービスを
利用できる人も限られてくる
可能性があります。

 

 

介護報酬が下がれば
事業所の入が減ります。

 

 

事業所は収入が減ると
事業所を今まで通り
存続させるために

 

 

・人員を減するか
・給料をげる、
・ボーナスをらす、
・昇給をなくする

 

 

などといった対応を
取らざるを
得ないかもしれません。

 

 

つまり僕たちが
生活するために必要な
給料に影響が出る可能性が
あるということです。

 

 

(これめっちゃ困りますよね^^;)

 

 

そして介護保険サービスを
利用している高齢者にとっても、
これまでのように十分なサービスを
受けられなくなる恐れがあります。

 

 

現在の介護報酬改定の流れは、
軽度の要介護者は介護保険外でみて、
重度の要介護者に
介護保険サービスを
集中させようとしています。

 

 

つまり限られた労力を、
より介護を必要な人のところに
力するということです。

 

 

言い方を変えるとこれは
軽度要介護者の切り捨てに
他なりません。

 

 

今回の改定でおそらく
要介護1、2の人が
利用できるサービスの制限が
出てくるでしょう。

 

 

そして要支援の人にとっては、
より厳しい状況が
待ち受けています。

 

 

これらの人々の
介護保険サービス利用を制限し、
地域括ケアや合事業によって
不足分をおうというのが、
国の考えている戦略だと考えられます。

 

 

つまり予防に関わる事業で
自立〜要支援者が
要介護状態になることを防ぐ
ことが社会保障費の抑制につながり、

 

 

国や自分達が働く事業所、
介護保険サービス利用者を
守ることに繋がるのです。

 

 

そのために僕たち療法士は
要介護状態にしない、
介護度を上げないために
何をしなければいけないかを
もっと考えなければなりません。

 

 

それなのに、

 

 

「介護度上がって支給限度額が
上がるから良かったね」

 

 

「介護度高く付けるために
認定調査の時演技するといいよ」

 

 

なんて療法士が言っていたら、
機能回復をして社会復帰を目指す、
自立支援を促す役割があり、
充実したサービスを
提供していかなければいけないのに、

 

 

自ら財源を圧迫して
自分達も介護保険サービス利用者も
苦しめることをしているということに
なってしまうんです。

 

 

要介護者の人口を
これから減らしていくのは
なかなか難しいものがありますが、

 

 

要介護者の増加を抑制することは
僕たちの働き方次第で
変わる可能性があると思います。

 

 

まずはせめて僕たち療法士が

 

 

「介護度上がって良かったね」
「介護度高くするために演技するといいよ」

 

 

なんてことは、
今後絶対に言わないように
してくださいね!

 

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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