オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~68

 

 

こんにちは(^ ^)

 

 

さて、今回は過去3回にわたって
お送りした「運動学習」について、
「立ち上がり」を例に
話していきたいと思います。

 

 

今回は立ち上がり時
前方への重心移動が不十分で
中々離殿できない、

 

 

あるいは離殿した直後に
後方へ倒れてしまう方には

 

 

・外的フィードバック
・内的フィードバック、認知
・自動化

 

 

をどのような流れで行なっていくと
学習しやすいのでしょうか。

 

 

よく臨床で

 

 

「おじぎをしてから立ち上がりましょう」

 

 

という言葉がけが
聞かれるように思います。
(これが外的フィードバックですね)

 

 

確かに頭を前に持っていくことで
重心は前方へ
移動しやすいかもしれませんが、

 

 

これだけの言葉がけだと
「体幹を屈曲しただけ」で
骨盤は後傾したままであり、

 

 

そこから離殿できない
という方も
いるのではないでしょうか。

 

 

立ち上がりでは
骨盤を前傾しなければ
重心の前方移動や離殿は
スムーズに行えないですよね。

 

 

そこで僕の場合
以下のような流れを意識して
立ち上がりの指導をします。

 

 


骨盤を前傾してもらうために
本人にASISの位置を
確認してもらう。

 

 


ASISに触れたまま
1度立ち上がりをしてもらう。

 

 


ASISがどのように
動いていたか言葉で
表現してもらう。

 

 

前に動いた、あまり動いていない
など様々な表現があると思いますが
その言葉を基に

 

 

相手が動作時に
どのような感覚を持っているのか
確認をします。

 

 


今度はASISが
どのような軌道を描いていれば
立ち上がりやすいのか
説明する。

 

 

ここまでの説明だと
まだ相手はどんな動きか
わからないので、

 

 

次はここから骨盤の
前傾を作る言葉がけを行います。

 

 


相手の鼠径部に手を置いてもらい、
「ASISと腿で手を挟むように
して立ち上がってみましょう」
と言葉をかる。

 

 

(実際にはASISと言わず
先程触れていた骨盤の
出っ張ったところ
といった表現をします)

 

 

すると大腿とASISが近付けば
骨盤が前傾している
ということなので、

 

 

完全に骨盤が前傾していなくても
「おじぎをしてください」
と言うよりも、確実に骨盤の前傾は
引き出しやすくなります。

 

 


ちなみにこの立ち上がり練習に
関しては
高座位を取れる高さの椅子や
ベッドで行うと、

 

 

より離殿もしやすいので、
相手にも効果を
感じてもらいやすいです。

 

 

おそらくこの方法で
立ち上がりをすると

 

 

「立ち上がりやすい」

 

 

と感じてもらえる方が多いと思います。

 

 

ここでも、
この立ち上がり方法で

 

 

・「どうだったか」
・「立ちやすかったのか」

 

 

など聞いて、
言葉で表現してもらってください。

 

 

「これが立ちやすい方法なんだ!」

 

 

と認知してもらうことが
大事なんです。

 

 

そして、

 

 

・「言われたことをやってみたら
立ちやすかった」

 

 

から、

 

 

「骨盤のここ(ASIS)と
太ももをくっつけるように
すれば立ちやすいんだ」

 

 

という風に認知してもらえるまで

 

 

何度も動作練習をして、
表出する言葉の変化で
学習の度合いを
確認してみてください。

 

 

学習が進むと
こちらの言葉かけがなくても
自ら手を鼠径部に置いて
確認しながら立ち上がるようになり、

 

 

さらに学習が進み自動化すると
手を置いて確認する作業がなくても
自然と身体が手を置いた時と
同じように動けるようになります。

 

 

今回の流れを簡潔にまとめると

 

 

・外的フィードバック
「手をASISと太ももで挟んで
立ち上がってください」

 

 

・内的フィードバック
「ASISと太ももを挟めば
立ち上がりやすい」

 

 

・自動化
意識せずとも動きが可能となる
といった流れになります。

 

 

絶対にこの方法が良い
という訳ではありませんが、

 

 

・相手が理解しやすいような言葉がけ
・効果が感じやすい動作指導

 

 

を意識してやってみてください。

 

 

今回は立ち上がり時の
骨盤の前傾を引き出すための
例を挙げました。

 

 

これができたら
次に注意を向けるべき課題
をやってもらう

 

 

といった流れで相手の身体感覚に
働きかけていくと
学習効果は高まりやすく、

 

 

自動化することが
できるようになってくると思います。

 

 

今回の例を是非
参考にしてみてください。

 

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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