オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~64

 

 

こんにちは(^ ^)

 

 

最近のコラムでは歩行、
特に踵接地についての内容に
なっておりました。

 

 

どのコラムも正常歩行、
正常な反応、
必要な関節の動きなどについて
話してきました。

 

 

しかし、ただ単に
正常に近付けようとすれば
落とし穴があります。

 

 

そのことについては以前
北海道支部の中嶋さんが
お話してくれていたので、
そちらを参考にして見てください。

 

 

(ジマさんのコラムはこちら↓
http://iairtohoku.jp/nakajima290528)

 

 

読む時間がない方のために
ジマさんのコラムを要約すると、

 

 

正常歩行と片麻痺歩行を
比較しても、

 

 

そもそもの身体のベースが違う
(感覚障害や関節可動域制限
などがある身体)ため、

 

 

・片麻痺歩行の
1要素だけ正常歩行と比較して
逸脱動作と捉えても
失敗する。

 

 

・片麻痺歩行が問題なのではなく、
自由度が少ない片麻痺歩行が
問題だと捉える

 

 

といった内容でした。
(面白くてとても考えさせられる
内容なので是非読んでみてください)

 

 

さて、
「そんなこと言ったら
正常歩行を学ぶことは
意味がないの(゚д゚lll)?」

 

 

と思ってしまった方も
いるのではないでしょうか?
(いないかな^^;?)

 

 

そして

 

 

片麻痺を呈している方の
歩行を見る際
正常歩行と比較するのは
間違いなの?

 

 

と思った方も
いるかもしれません。

 

 

答えは

 

 

間違いではないけど
正解でもないです。笑

 

 

は?って感じですかね^^;

 

 

ポイントはジマさんも
コラムに書いてくれていましたが、

 

 

「正常歩行の“1要素”とだけ“比較”する」

 

 

ことが良くないのです。

 

 

つまり正常歩行を考える時は
あくまでもこういう要素があって
歩行が成り立っている

 

 

ということを理解して、
片麻痺歩行の特徴的な局所にだけ
着目してアプローチするのではなく、

 

 

何故その姿勢、動作になってしまうのか
身体全体の繋がりを考えることが
必要になります。

 

 

そのために正常歩行を学ぶことは
必要なんです。

 

 

例えばバックニーになっていると、
バックニーにならないように
膝が真っ直ぐなるようにしようと思って、

 

 

足関節だけ正常可動域を
引き出そうとしても、
うまくいきません。

 

 

現象だけに囚われず、

 

 

その時の頸部、体幹、股関節、足関節、
非麻痺側はどのようになっているのが
良いのか、

 

 

どこから介入していけば
バックニーになっても
できる限り膝関節に負担が
かかりにくくなるのか

 

 

という視点が必要になります。

 

 

そしてどうして運動自由度が
低くなっているのか、
そのことによりどんな問題が
生じているのか、

 

 

あるいはどんな問題が生じそうかを
考えることが大事です。

 

 

“バックニーをなくそう”ではなく、

 

 

“バックニーが起きていても
膝に負担がかかりにくく、
なおかつ歩行効率が少しでも
良くなるためにどんなことが
必要だろうか”

 

 

と考える事がこの場合重要なんです。

 

 

先週までの僕のコラムを
思い返してみると、

 

 

・踵接地ができなくて
ヒールロッカーが機能してないから
踵接地できるようにすれば
脛骨が前傾して前への推進力が生まれる

 

 

・背屈できるように
脛腓関節の可動性を上げましょう、
下腿の柔軟性を上げましょう

 

 

と書きました。

 

 

しかしこれをそのまま
「そうなんだ!やってみよう!」
と素直に受け入れて、
そのまま実践したとしても

 

 

先ほど言ったように
良くはなりませんし、

 

 

ジマさんが言っていたように
むしろ転倒に繋がったり、

 

 

特に意味がなかったり
といったことになってしまうかも
しれません。

 

 

(僕のコラムをそのまま鵜呑みにして
実践していた方、申し訳ありません(^^;;)

 

 

むしろその動作の何を問題と捉えて
治療を選択するのか、

 

 

その際
他の部位にはどんな影響が出るのか
推測することも必要です。

 

 

僕が書いていたのはあくまでも
1つのポイントなんです。

 

 

全体の問題を解決していく上で
僕が書いた脛腓関節の可動性を
重要視したらその部位に対して
アプローチし、

 

 

前後でどこがどのように変わったか
見てみるというプロセスがあって、
初めて局所のアプローチが意味を成します。

 

 

正常動作は比較するためのものではなく、
どんな仕組みで身体が動くのか
学ぶためのものであり、

 

 

正常動作に近付けるのではなく、
どんな反応を得られれば
片麻痺などがあっても

 

 

動きやすくなるのかと
考えるための
指標にしてみてくださいね(^ ^)

 

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

 
IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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