オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~57

 

 

こんちんには(^ ^)

 

 

さて、今回は臨床でよく見られる
股関節屈曲位で立脚してしまう方の
特徴について話していこうと思います。

 

 

まずはどんな方が
股関節屈曲位になりやすいか
いくつか例を挙げてみましょう。

 

 

・円背の方
・反張膝の方
・体幹の伸展性が低い方
・筋力低下や可動域制限により
股関節伸展を起こせない方
・外側への動揺を股関節屈曲で補填してる方

 

 

などなど挙げればキリがないと思いますが、
このような方は
臨床でもよく見かけると思います。

 

 

股関節屈曲位となると
歩行時の推進力は低下し、努力的な歩行と
なるため疲労もしやすくなります。

 

 

また股関節は屈曲してても前方を
見なければならないので

 

 

脊柱起立筋の緊張を高めて
無理に体を伸ばそうとし、腰痛や股関節前部の
痛みも引き起こしやすくなります。

 

 

では何故このようなデメリットがあるにも関わらず、
股関節屈曲位を
戦略としてとってしまうのでしょうか?

 

 

股関節屈曲位を
とることによるメリットを
考えてみましょう。

 

 

・重心が低くなることで安定しやすくなる
・動揺が少なくなる
・膝をロックしやすくなる
(骨性のロックにより安定しやすくなる)

 

 

など、主に姿勢や重心を
安定させるために
股関節や体幹が機能的に

 

 

使えなくなったことの
代償として股関節屈曲位をとるという
戦略を選択しています。

 

 

要は運動効率や不良姿勢による
二次的障害が引き起こされることを考慮せず、
移動手段としての

 

 

歩行を成立させるために
股関節屈曲位をとり、出来るだけ動作を
安定しやすくしているのです。

 

 

しかしこの状態で運動を続けると、、、

 

 

お分かりのように
徐々に様々なところに痛みの
訴えが聞かれるようになり、

 

 

運動効率が悪いため疲労もしやすく、
そうなると移動できる範囲が
狭くなっていってしまいます。

 

 

それでは
このような方の股関節は
どのような状態になっているのでしょうか。

 

 

まず屈曲、外転、外旋位をとっており、
これらの運動に動員される筋は緊張が
高くなったり短縮しています。

 

 

すると当然のように
股関節伸展、内転、内旋可動域は
制限されてしまいます。

 

 

つまり股関節は屈曲位を取りながら
後方に引けてしまっており
伸展できる構造ではなくなっています。

 

 

またこの時大腿骨頭と臼蓋は
求心位をとりやすくなり、
クリアランス不良によって

 

 

全方位への可動域が
制限されやすく
なってしまいます。

 

 

この股関節の状態だと
膝は伸展ではなく
屈曲に働きやすくなり

 

 

股関節伸展、膝関節伸展での
立位は
とれなくなってしまいます。

 

 

そこから歩行を行おうとすると
より股関節を屈曲し
膝をロック、過度な側屈による
代償が起こってしまいます。

 

 

そのためにまず臥位で
診てもらいたいのが
股関節伸展、内転、内旋の可動域と

 

 

どこの影響で可動域制限が
起こっているのか探ることです。

 

 

経験上、股関節内旋が制限されたまま
立脚したり、そこから努力的な
振り出しを行なっていると

 

 

大腿直筋や縫工筋の
起始部の緊張が高まり、
痛みを訴える方が多い印象です。

 

 

※特に股関節の手術を受けた方は
このような状態になりやすいです

 

 

そのため、いくら股関節前面の
筋の緊張を緩めても
すぐに元に戻りやすいです。

 

 

こんな時はまず股関節外旋筋を緩めることと、
求心位になっている股関節を
緩めることが先に必要になると思います。

 

 

その上で大腿の前面や内側、下腿などへ
アプローチしていくと股関節の内旋を
伴う伸展が引き出しやすくなります。

 

 

是非股関節に関わることで困っていた方は
参考にしてみてください。

 

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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