オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~56

 

 

こんにちは(^ ^)

 

 

今回は前回から引き続き、
動作分析や触診からの下肢の特徴と改善方法について
話していきたいと思います。

 

 

コラムタイトルにもありますが、
臨床ではよく見かける
片麻痺を呈した方で、

 

 

杖を遠くに着き、麻痺側下肢をぶん廻して
非麻痺側優位の歩行を行なっている方を
例に話していきたいと思います。

 

 

さて、ぶん廻し様の歩行はなぜ起こるのでしょうか?

 

 

それは麻痺により下肢の振り出しがうまく行えず、
真っ直ぐ下肢を振り出すと足を引きずったり
躓いたりする危険があるからです。

 

 

歩行クリアランスを保つために
なんとか麻痺側下肢を
持ち上げようとした結果、

 

 

非麻痺側への荷重を強め、
麻痺側の骨盤を挙上し、
内転筋や大腿直筋などの筋群で

 

 

膝を伸ばしたまま足を吊り上げ、
結果としてぶん廻すように
足を振り出してしまいます。

 

 

こういった振り出しはターミナルスタンスが消失、
あるいは短縮されてしまった結果、
努力的に下肢を振り出さなければ
いけなくなるため引き起こされます。

 

 

本来ターミナルスタンスでは
立脚側の下肢にしっかりと荷重が乗り、
下腿三頭筋が伸張され

 

 

アキレス腱が伸張した結果、
元に戻ろうとする反発力が発生し、
蹴り出しが起こります。

 

 

また立脚側下肢にしっかりと荷重されることで
大腿骨頭はわずかに前方へずれ、
大腰筋腱と密着し滑車のようになることで
足を振り出すパワーが生み出されます。

 

 

ここで考えられるのが、ターミナルスタンスでは
足関節背屈可動域、股関節伸展可動域が
必要になるということです。

 

 

しかしぶん廻し歩行を行なっていると
股関節屈曲筋群や足関節内反、底屈に関わる筋に
負荷がかかりやすく、

 

 

慢性的に披露してガチガチになっています。

 

 

足関節、股関節の可動域が保たれており、
軟部組織の柔軟性、粘弾性がないと
いくら立脚練習を行ってもなかなか効果が
得られにくいです。

 

 

そのため、前回お伝えした下腿の調整方法と
今回お伝えする股関節の調整方法を試してみてから
立位練習、立脚練習などを行なってみて下さい。

 

 

まずぶん廻し歩行を行なっていると
側方動揺が強くなり、非麻痺側へ体幹を傾け
麻痺側方の骨盤を挙上するため

 

 

両側の小殿筋、中殿筋、股関節外旋筋が
硬い状態となりやすいです。

 

 

そのため側臥位にて殿部を触診し、
まずはどの部位が
硬くなっているか確認します。

 

 

その後硬い場所をゆっくり押圧します。

 

 

その際患者さんに痛みの程度を聞き、
気持ち良い程度の力で
押圧するようにしましょう。

 

 

また硬さが緩んできた感覚が出てきたら
患者さんにも確認しつつ、
緩んだ感覚とジワーと暖かくなってくる感じ
などがあるか確認してみてください。

 

 

この作業を丁寧に行っていくと
殿部の緊張が整いやすくなり、
側方のバランスが取りやすくなります。

 

 

また外旋筋が緊張していると
立脚時に大腿骨頭が前方へ移動できなくなり、
股関節を屈曲方向に引き込みやすくなって
しまうので、殿筋の調整は重要となります。

 

 

そしてもう一つ行うこととして
大腰筋のリリースがあります。

 

 

これは大腰筋が伸張されることにより
振り出しのためのパワーを生み出すために
大腰筋の柔軟性が重要となるためです。

 

 

方法としては先ほどの殿部のリリースと同じ要領で、
触診→硬さの確認→押圧
と言った流れになります。

 

 

他の部位でも使える方法ですし、
普段あなたも
行っている方法だと思います。

 

 

しかしどうしてその治療を行うのか考え、
相手にはどのような感覚が得られれば良いのか
フィードバックするなど、

 

 

何気なく行っていることに対して
しっかりと意味づけをすることで
治療効果も全く変わってくると思います。

 

 

ぜひ明日からの臨床の参考に
していただければと思います。

 

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

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