土曜日担当

 

 

オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~18 

 

 

こんにちは(^_^) 

 

 

あなたは臨床上起き上がりが難しい方に対し、

側臥位を経由させてから起き上がりを行うよう

指導していませんか? 

 

 

起き上がりは寝返りと同様に

動作パターンが非常に多く、

健常な人でも

同じ動作で毎回起き上がるということは

なかなかありませんよね。 

 

 

だからこそ起き上がり動作を見る時に

何を見ればいいかわからなくなる時が

あると思います(*_*) 

 

 

僕は

「いきなりon elbowに持っていって

身体を持ち上げるのは難易度が高いよなー」

と思い、  

 

 

側臥位をとってから起き上がってもらえば楽かな? 

といった考えで、

側臥位からの起き上がりを指導していました^^; 

 

 

だって教科書的にも側臥位からon elbow 

→on handにするといった流れが書いてありましたもん!笑

(そこに至るまでにどんな事が身体で起こっているのか

理解してなかっただけなんですけどね^^;) 

 

 

でも自分でやってみて、

側臥位をとってからの起き上がりって、

自然な動作か?

無駄な動きがないかな?

と思うようになりました。 

 

 

起き上がりの中で 

 

 

①身体を上方へ動かす運動量を生み出す

②支持基底面の変化に伴って身体重心を移動させ、

 その中で重心を支持する

 

 

ということはどの運動パターンをとっていても

普遍的な要素です。 

 

 

この2つの課題を達成するためには

体幹の屈曲・回旋は重要な要素となります。

 

 

またこの体幹の屈曲・回旋には十分な可動域と

腹斜筋群の活動が必要となります。 

 

 

この点から考えると

体幹に機能障害がある方にとっては、

起き上がりは非常に難しい動作となるんですね(*_*) 

 

 

そして側臥位からの起き上がりは

・on elbowになる際に上側になる手で床を押す

・肘を強く床に押し付ける

などの動作を行わないといけなくなるため、

もっと大変になってしまいます。 

 

 

このような側臥位からの起き上がりだと

on elbowになるために

体幹の側屈をしなければならないのですが、 

 

 

体幹の側屈のみでは重心を持ち上げるために

十分な可動範囲や筋力が供給されません。 

 

 

そのため上肢で強引に重心を持ち上げて

on elbowになるような動作になってしまうんです。 

 

 

また、肘を強く床に押し付けて

on elbowになろうと過剰努力を行うと、

結果的に身体は後方へ押し戻されてしまいます。 

 

 

これは肘を支点として肩関節を水平外転し

上体を起こそうとすると、

身体を逆方向に回転させてしまい

体軸内回旋が制動されてしまうからなんですね。 

 

 

 

つまり起き上がりと寝返りは分けて見るものではなく、

連続した動作としてみる必要があり、

側臥位からの起き上がり練習はあまり

実践的ではないんです! 

 

 

この起き上がりの中でon elbowになる時期に

問題が起きやすいため、

on elbowになるためには身体はどんな動きをしているの

理解することが必要になります。 

 

 

 

次回のコラムでは

on elbowになるためのメカニズムについて

話していこうと思います。 

 

 

それでは、

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました(*^_^*) 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター

理学療法士 武田 修二 

 

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