土曜日担当

 

オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~13

 

こんにちは(^_^)

 

前々回のコラムまで1ヶ月に渡って、
寝返り時の運動パターンや
筋活動についての話をさせて頂きました。

 

今回は寝返り動作時の分析のポイントとして、
重心移動について話させて頂きたいと思います。

 

寝返り動作は、
床面で身体を回転させながら重心を側方へ
移動させる動作ですよね 

 


重心を移動させるには身体に作用する重力と
床反力の働きが必要になります。

 

つまり床反力の作用する位置や大きさを調節して、
回転運動を引き起こしているのです。

 

この重心移動の原動力となるのが、
両下肢です。 

 

両下肢を使うことで、床反力の作用点を
操作することができるのです。

 

この操作には、主に股関節の伸展筋と
屈曲筋の働きが主導的な役割を果たします。

 

例えば左側への寝返りの際は、
床反力作用点を右側へ移動させるために、
右下肢で床面を押し、左下肢は床面からわずかに浮かせます。

 

このとき身体と床面の接触面の圧分布は右に偏移し、
床反力作用点が重心よりも右側に移動します。 

 

そうすると、床反力は重心に対して右側から作用することになり、
身体には左側への回転力が生じ、
身体重心は左側へ移動します。

 

この次に骨盤の回旋が始まります。
この際下肢の使い方は逆転し、
床面を押していた右下肢は床面を離れて
身体の前面に振り出され、
下側になる左下肢は、体重を支えるために
床面を押し付けるようになります。

 

そうすると右にあった床反力作用点が左側に移動し、
身体の回転と身体重心の移動にブレーキがかかり、
寝返りが完了します。

 

簡単に言うと、
・左に寝返る時は、
右足で床を押した床反力が原動力になり
左に重心を移動しながら回転していく
・その際左下肢はわずかに浮かせることで
回旋していく時の支点を作っている
・骨盤の回旋が始まると右にあった床反力作用点が
左に移動し、左下肢は床面を押し付ける
といったようになっています。

 

これはあくまで下肢を床面に押し付けながら
行うパターンであり、
膝を横に倒しながら骨盤の回旋を行うパターンなど
様々な方法があります。

 

そのため今回ポイントとして
押さえておいて頂きたいのが、
寝返り時の
・床反力作用点はどこにあるのか
・支持面への重心の偏移の仕方はどのように行っているの
というところです。

 

動作パターンが多岐に渡るからこそ、
基本である上記したポイントを押さえておき、
寝返りがうまくできない人がいたら
床反力がうまく伝えられる身体の使い方ができているのか
支持面側に感覚や固定力の問題などはないかなど
分析してみてください!

 

なぜ運動がうまくできないのか困ったときこそ、
基本に立ち戻ってみるといいですよ(^_^)

 

それでは、
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました(*^_^*)

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

 

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