皆さんこんにちは。

 

 

IAIR東北 認定インストラクター
作業療法士 鈴木茂寿です。 

 

 

介護施設の通所・入所サービス問わず、
高次脳機能障害や認知症の影響で
普段は穏やかだけど
ちょっと“怒りっぽい”利用者さんって
1人はいますよね^^;

 

 

ふと気づくと、
バンバンとテーブルを叩いていたり、
強い口調で周りの人に
声を出していたり・・・^^;

 

 

さて、皆さんはこんな行動心理症状が
表出している場面に遭遇したら、
どうしてこんな行動をとっているのか。
その理由をどうやって探っていますか?

 

 

今回のコラムでは、
私がこうした場合の理由を探る為に
活用している“選択理論心理学”について
ご紹介します!

 

 

選択理論心理学では、
人は皆、大別して5つの基本的欲求を満たして
良い気分を味わうために行動している。
と考えます。

 

 

5つの欲求とは、1)生存の欲求、
2)愛・所属の欲求、3)力の欲求、
4)自由の欲求、5)楽しみの欲求
であり、それぞれ並列関係で存在しています。

 

 

そしてこの5つの欲求それぞれが、
その人その人で満たされ方の
強弱や満たす方法が異なる容器
を持って生まれてきていると言われています。

 

 

自分にとって心地良い情報とは
すなわち容器の中を満たしてくれる情報であり、
その一方で、
心地よくない情報とは容器の中を減らして
しまう情報であると考えます。

 

 

そして“ストレス”として嫌な感情を感じて
心拍数が上がったりすると
鬱憤を晴らすために大きな声を出したり
暴力的な行動を取ったりして気を紛らわせようと、
その瞬間の最善策を選んでいる。

 

 

と、理解する訳です。

 

 

また高次脳機能障害や認知症の方で
内側前頭皮質、後部帯状回、側頭極、
頭頂-側頭接合部領域という4つの領域に
機能低下が起きている場合、

 

 

周りの人の様子を感じて、
自分の行動に反映させる社会性(社会脳機能)が
低下してしまうので、

 

 

嫌な状態を感じた場合の
“回避的な行動”や“防御しようとしての
攻撃的行動”が強く表現されやすくなります。

 

 

特に認知症の方の場合は記憶力の低下や
易怒性の影響があって、先程の容器が
すぐシューンと減ってしまいます・・・^^;

 

 

さらに、周囲の事を気にする能力が低下して
しまっているので
辺り構わずバッと行動してしまう訳ですね^^;

 

 

私は普段、こうした脳機能の低下
(元々の性格もありますが・・・)を背景に、

 

 

利用者さんは5つの欲求の容器のどれが
不快な感情を感じて心地よさの容量が
減ってしまった結果、行動心理症状として
表出しているのか?

 

 

そして、この不快感を予防する方法や
代償する方法は、どの欲求をどのように
満たすのが最善になり得るのか。

 

 

逆に、どの欲求が満たされている時が
この人が満たされやすく
快適に過ごして頂きやすいのか?

 

 

という視点で利用者さんとの関わり方を
模索しています!

 

 

コラムを読んでいる方の中で、
認知症の方や高次脳機能障害の方との
理論的関わり方について、

 

 

他職種と共有出来るような共通言語を
探している人がいたら
ぜひIAIR東北セミナーでお会いしましょう^^

 

 

特に若手OTの皆さん、
早いうちからこうした思考の練習をしていくと
“その人らしさ”を支援するOTとしての
専門性に磨きがかけやすくなりますよ!!

 

 

4月21・22日(土日)に仙台で開催される
OTセミナーでお話ししてみませんか?^^

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本日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。

IAIR東北 認定インストラクター
作業療法士 鈴木茂寿

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