皆さんこんにちは

 

 

IAIR東北 認定インストラクター
作業療法士 鈴木茂寿です。

 

 

先日経験した、ある利用者さん
(Aさん)との
関わりについてお話します^^

 

 

Aさんは、とても真面目で一本気。
気に入った作業をしている時は、
ホントにずっと集中して取り組む方です。

 

 


なので、いつも区切りをつけてもらうのが
ちょっと大変(笑)

 

 

さて、ある朝送迎車を降りて
デイサービスフロアに到着した
Aさん。

 

 

私を見つけるなり、
く辛そうな表情で

 

 

「あっちに行って、ちょっと二人で
話をさせて下さい・・・。」

 

 

と話しかけてきました。

 

 

私は内心、
「え、何?何!?(汗)」
少しドキドキしながらも

 

 

「分かりました。大丈夫ですよ^^」
と答え、
二人で話せる場所へ。

 

 

二人きりになると、
正座して深々と頭を下げながら
「大変申し訳ありません」
と、いきなり謝られました。

 

 

話を聞いていくと、
どうやらAさんはこの前の夜、

 

 

毎回とてもしみながら
集中して取り組んでいる
作業の準備をご自宅で行っていたところ、

 

 

準備が上手くいかず失敗
してしまい、それがくてくて
仕方なくなった様子。

 

 

そんな自分自身の
作業能力だけでなく、

 

 

「こんなことも出来なくなってしまう
自分は、皆さんに迷惑をかける。
だからもう死んだ方がいいのかも・・・。」

 

 

と、自分自身の人間性
自分の存在まで否定するほど
辛い気持ちを我慢しながら

 

 

デイサービスに来て
私に謝りながら話をしてくれている
ことが分かりました・・・。

 

 

Aさんに限らず、
認知機能が低下している方でも
大脳辺縁系の桃体の機能は
保たれている場合が多くあるので、

 

 

辛い気持ちや快・不快などの感情
とても活発に感じやすいですね。

 

 

そして、の感情は
ノルアドレナリンの分泌を促進して
神経を刺激するので、
心拍数や血圧を上げて緊張してしまいます。

 

 

こうなると
記憶力の低下している方の場合、
具体的に辻褄の合った内容は
忘れても、  

 

 

な感情や自分の身体の変化だけは
しっかりと
記憶に残ってしまうので、

 

 

最悪、
「こんな事を感じる作業がイヤ!
から、段々と
「こんな事を感じる場所がイヤ!

 

 

と、不快や恐怖を感じることを
剰にけるため、デイサービスの
拒否になってしまうかもしれません。

 

 

さて、

 

 

皆さんならAさんに対して
どう対応するでしょうか。

 

 

「そうだったんですね。大変でしたね」
「Aさん、そんなことないですよ!」
「大丈夫ですよ。今度は一緒にやりましょう」

 

 

きっと、まずはこんな形で
声掛けしていきますよね。

 

 

私も、Aさんがまた
向きにしく
作業に取り組んでもらえるように
傾聴的態度を意識して関わりました。

 

 

ただ、一口に傾聴といっても
いくつかコツがあって、
私が使っているテクニックの場合は
基本の物だけで14個ありますが、

 

 

ネットで“傾聴”と検索して
出て来る情報と大体共通するのが、

 

 

・オウム返し
・言い換え(◯◯という事とか要約)
・相手に合わせる(目線や表情など)

 

といったところです。
これらのテクニックにプラスして
“タッチング(ボディタッチ)”を行いつつ、

 

 

ILPT(複合的腰痛治療)で
学んでいる
支援的な関わりによって

 

 

Aさんの作業に対する気持ちを
自己評価(実感)してもらいながら
一緒に望を確認していくと、

 

 

話し始めは
とても辛くて苦しそうな表情を
していたAさんが、

 

 

だんだん明るくなって、
会話の最後には

 
「いや~本当に良かった^^」
「安心しました!!」
「また作品作りにまた取り組みます!!」

 

 

と、ご自分で作業を
続けることを
択して貰えました(*´∀`*)

 

 

Aさんは
その日の利用時間だけでなく、
その後の再利用日も

 

 

何事もなかったように
本当にしそうに作業に
取り組んでますし、

 

 

送迎に行くと、ご家族からも
「毎回とても楽しみに参加しています」
と言って頂いています(^^)

 

 

次回は、私がこのAさんに行った
傾聴的態度や支援的関わりについて、
もう少し掘り下げて書いていきます!

 

 

本日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございます。

 

 

IAIR東北 認定インストラクター
作業療法士 鈴木茂寿

 

 

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