皆さんこんにちは(*^^*)
IAIR東北認定インストラクター 鈴木茂寿です。

 

 

今回のタイトルにある「若年性認知症」という
言葉について、耳慣れない方もいると思うので、
まずは簡単にご説明しますね。

 

 

・64歳以下での発症者を指す(中高年層に多い)
・性差は、やや男性が多い
・脳血管性型やアルツハイマー型が特に多い
・原因は生活習慣病などの2次性もある

 

 

こうした特徴の他、発症初期には記憶障害が目に
つきやすいので、年相応のちょっとした物忘れや
鬱症状に見えて進行に気づかれない事も多いです。

 

 

そして記憶障害や見当識障害などは、
ある程度一般的にも認知されてきているので、
周りも何とな~くは気づいてくれるんですが、

 

 

その他のサイン(兆候)にはなかなか気づいて
貰えないことが多いようです。

 

 

その“気づかれないサイン”の代表が、前回の
コラムでも書いた「社会脳」になってきます。

 

 

前回のコラムはこちら
→http://iairtohoku.jp/suzuki281124

 

 

この社会脳(社会的協調性)に関する
重要な役割をしているのが、大脳辺縁系の
扁桃体や、前頭葉内側面(特に前部帯状回)
と言われています。

 

 

これらの部位の機能が低下してくると、
他人が嫌な顔をしていたり、泣き顔を見せても
表情の意味を理解できなかったり、

 

 

他人に注意されても、
なんでなのか?が理解出来なくなります。

 

 

通所サービスでよくある作業・活動時間中でも、
他の人がうまく作業できない場面を目にしてしまうと、

 

 

「え~、なんでこんな事がわからないの!?」や、
「こんなのも出来ないようではちょっとおかしいんじゃない!?」
など、

 

 

とても一般的な感覚では言わないようなことを
言ってしまう人がいますね^^;

 

 

また、集団体操中に
「右手を上げるの!右も分からないの!?
こんなこと子供でも知ってるよ!!」と、
他人を馬鹿にしてしまうような人もいますよね。

 

 

そんなことを言ってしまうだけでなく、
言われた人が嫌そうな顔をしたり、
泣きそうな顔をしても気にしない・・・。

 

 

周囲のスタッフが止めようとしても、
なんで注意されているのかが分からない・・・。

 

 

こうした道徳的な側面にもつながる点の変化ですが、
発症以前には問題なかったであろう“その人らしさ・人間性”
について、自分自身では気づくのが難しいです。

 

 

ましてや、
もし中高年の男性が在職中に発症した場合は、
周囲の人達(部下や同僚の立場)からすると、
「最近様子が変わりましたよね」なんて
なかなか言えるはずもない・・・。

 

 

家庭でも
「お父さんも疲れてるから・・・。」
と、遠慮半分心配半分で言ってもらいにくい。

 

 

こうしたうつ病なのか、
はたまた加齢現象のせいなのかよく分からない
状態のまま段々と進行してしまうのが、
若年性認知症の発見が遅れる特徴となっています。

 

 

ちなみに、うつ病から認知症につながるリスクは、
罹患経験のない人の2~3倍にもなります!

 

 

さらに、糖尿病などの生活習慣病から
認知症につながるリスクは、
習慣病がない人の4倍近い数字が出ていました。

 

 

現代病の延長にある認知症発症リスクの増大に対して、
リハビリスタッフが関われる部分として、
運動療法の有効性が示されていますよね。

 

 

さらに、IAIRの掲げる統合医療の学びや
ILPTでの温かな人間関係についての学びは、
とても役に立っていきます!!

 

 

それは前回のコラムでも書いた、
「社会脳からみた認知症」という本の内容に
書かれている事からも間違いないです^^

 

 

この本の中で、家庭や夫婦関係を通じて
認知症(発症・悪化)を予防する
“3つの秘訣”が書かれています。

 

 

それは、

 

 

・「安心」
・「穏やか」
・「前向き」
な環境の大切さです。

 

 

さらに、
この3つの秘訣を守る上での注意点として、

 

 

「○○が良いらしいからやりなさい!」と命令したり、
「△△も出来ないの!?」と責めることは、
症状を悪化させるので禁物だ。と書かれています。

 

 

このような外的な圧力を掛け合ってしまう状態は
人間関係を悪化させ、
不幸せを感じるような生き方になってしまいますよね・・・^^;

 

 

これは、「まさにILPTで赤羽さんに教えて頂いている
通りの事が書かれていた!!」
と思いました(笑)

 

 

我々リハビリテーション職者の専門的な評価を活かしつつ、
「その人らしさ」を大切にした生き方を続けられるよう
地域全体で支えていく環境を作る。

 

 

認知症ケアの側面からも、まさに統合医療・ILPTの学びを
通じながら、よりよい関わりを模索していく事が
大切だと日々感じています^^

 

 

興味を持った方は、ぜひ一緒に学んで行きましょ~!!

 

 

本日も最後まで読んで頂いて
ありがとうございますm(_ _)m

 

 

IAIR東北認定インストラクター 鈴木茂寿
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