皆さんこんにちは!

隔週金曜日コラム担当、
IAIR東北認定インストラクター 作業療法士の鈴木茂寿です。

今回は、
長期入所の高齢女性との関わりで
感じた事について書いてみました!

 

この方は普段、

主に軽負荷での身体的訓練を

行っています。

 

私は、この方と

個別訓練の中で

よく話をしていますが、

 

先日、少し沈んだ表情で

私は今、何のために生きてるか、

よく考えるんだ・・・

 

と、お話されました。

 

きっと皆さんも、

臨床生活の中で

こういった場面に当たる事が

何度もあるかと思います。

 

皆さんは、

「こんな時どう答えたら良いか・・・」と

答えに悩んだり、

 

つい、

「そんなことないですよ!大丈夫!!」と

励ましの言葉を使いやすくなったり

しませんか?

 

私は、今でもよく悩んでます^^;

毎回即答できずに考えます。

 

ただ、

皆さんがこれまでの人生を踏まえて

こういったお話をされるので、

 

私は、

決まった答えはない。

と考えながら、

 

出来るだけ、

その人に寄り添った会話を

するようにしています。

 

今回この女性は、

俯きがちにしながらも

話を続けられ、

 

「子供達は話を聞いてくれない」とか、

「子供には“食べる為に生きてる”と言われる」、

「いつも頭にハテナ(?)マークが浮かぶ」

と、お話されていました。

 

そして、その後さらに

お子さんとの思い出話を

続けられました。

 

休まず、

一生懸命にお話を続ける

彼女は次第に、

 

「子供に教えながら自分も勉強して楽しんでた」

「私は一生懸命になって子供達を育てた」

「あんたも子育て一生懸命やるといいよ」

 

と、

時々顔を上げて、

穏やかな表情で

お話していました(^^)

 

前向きな様子が

感じられたと思った私は、

 

「なるほど、お子さん達を

一生懸命育てながら、

ご自身も楽しんで来られたんですね」

 

「子育てを一生懸命やると、

大切な思い出が何十年も残る事を教えて

もらいました。」

 

「ありがとうございます。」

 

と、言いました。

 

すると、

「そうだねぇ。悔いはないね~」

と言った後、

 

昔の楽しかった気持ちを

思い出しながら

話ができて良かった(^^)

 

ありがとう

 

と、言って頂きました。

 

快反応の強化刺激が確認出来たので、

その時の個別介入は、

ここまでで終わりにしました。

 

私は今回、

この女性との関わりを通じて、

 

利用者さんが持つ喪失感や不安などに

共感する事の大切さを

改めて感じる事ができました(^^)

 

こうした日常の1コマを嬉しく感じて、

日々の仕事を楽しく続けられるよう

にしていけるといいなと思います。

 

本日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。

 

IAIR東北認定インストラクター 鈴木茂寿

——————- 今後のIAIRセミナーの予定 ——————-

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