作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.205の投稿です。

 

 

最近、患者さんから
立て続けに
こんな相談を受けました。

 

 

ADL上で車椅子レベルの
Aさんから

 

 

「北海道旅行に3泊くらいでいきたい」

 

 

片麻痺
(Br.stage上肢Ⅱ、手指Ⅱ、下肢Ⅴ)の
あるBさんからは

 

 

「台湾旅行にいきたい」

 

 

この相談を受けて
私が最初に思ったことは

 

 

「転ぶ可能性高いし、
ちょっと無理だろうなー。。。(;・∀・)」

 

 

でした。

 

 

特に片麻痺のあるBさんは
3か月前に転倒して骨折したばかり。
人工骨頭置換術もされ、
脱臼リスクがあります。

 

 

注意障害があり、麻痺側の
骨折のため
荷重が充分にされておらず、

 

 

転倒リスクは高い方々なので
私は不安ばかりが
浮かんでいました。

 

 

その後、Bさんだけでなく
そのご家族へも
現状の活動能力で転倒リスクが
どの程度あるか説明し、

 

 

それでも
「旅行に行きたい」
という気持ちを尊重して、
旅行に向けての
転倒対策を練習し始めました。

 

 

私の不安とは対照的にBさんの
「旅行に行きたい」
という想いは強く、

 

 

これまでご自宅で行っていた
自主練習の量を増やしても
意欲的に取り組んでくれました。

 

 

すると、あっという間に
麻痺側荷重量は増えていき、
徐々に歩容も安定して
Bさんは笑顔いっぱいです。

 

 

その後も旅行で想定される
転倒に対して、

 

 

転倒時の立ち上がり動作練習や
転倒しない為の
休憩の取り方などの対策を練習し、
Bさんは台湾旅行に行きました。

 

 

その後どうなったかというと、
Bさんは笑顔いっぱいで帰国。

 

 

転倒なく楽しむことが出来たようで、
土産話を嬉しそうに話してくれました。

 

 

また、Bさんだけでなく、
北海道に行きたいと言っていた
Aさんも
無事北海道旅行から帰ってきました。

 

 

私がこの時思ったことは

 

 

「最初からできないだろうと
決めつけていたけど
出来たじゃないか。。」

 

 

です。

 

 

これらの関わりを通して
私は患者さんや
そのご家族から学びを得ました。

 

 

それは、

 

 

「患者さんの気持ちや意欲、
可能性をセラピストが
勝手に思いこみや経験則で
閉ざしてしまっているかもしれない」

 

 

ということです。

 

 

もしかしたら私たち
セラピストは転倒リスクや
障害像を理由に

 

 

患者さんとのコミュニケーションのなかで
ネガティブな発言をし、

 

 

患者さんの

 

 

「こうしたい」
「これならできるかも」

 

 

という前向きな気持ち
変化のきっかけ
否定してしまっているかもしれません。

 

 

その為、私たちはリハビリ支援のうえで、
患者さんの問題点や
課題を挙げることに偏らず

 

 

何ができるか

 

 

という前向きな思考で
常に関わっていくということ
重要であります。

 

 

きっと今回の例のような
関わりの機会が無ければ、
自身の発言や考え方を振り返る機会は
無かったと思います。

 

 
このコラムを読んでいるあなたも、
是非、振り返りの機会になれば幸いです。

 

 

本日も最後までありがとうございました。
IAIR東北支部 認定インストラクター 名久井 佑哉

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