作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.191の投稿です。

 

 

3月も半ばになり新年度が近づいてまいりました。

 

 

この時期、
「新年度はセラピストとして○○を頑張るぞ」と
改めて目標を立てる方も
多いのではないでしょうか。

 

 

私も新年度を迎える度、
気を引き締める意味で目標を立てています。

 

 

目標を立てるなかで、
OT3・4年目位の時にふと思ったことがありました。

 

 

「OTとは結局何なんだろうか」
「OTの魅力ってなんだろう」
「OTらしさを求められても自分にOTらしさはあるのだろうか」

 

 

このコラムを読んでいるOTの方で
「私もあったあった(^^)」
と共感する方もいれば、

 

 

いままさにOTとは何か悶々としている方も
いるのではないでしょうか。

 

 

私は2・3年目の頃まで、
PT化しているOTでした。
(もしくはPTに憧れているOT)

 

 

その時はまだOTの魅力に
気づいていなかったのです。

 

 

その為、心の中では

 

・PTよりも治療技術がないのが悲しい
・OTの特徴が良くわからないから
どうやってOTらしく関わればいいか分からない
・OTじゃなくPTになればよかった

 

 

と本気で思っていました。

 

 

その為
環境調整として福祉用具・自助具の提案や
ADL練習もあまり好きではなく、

 

 

必要最低限リハビリスタッフとして
できなければいけない程度のことしか
できませんでしたし、

 

 

作業分析やActivityの勉強も興味なく
徒手療法ばかり勉強していました。

 

 

そんなある日、私が2年目の夏を迎えた際、
OTの先輩がセミナーに行った後の
伝達講習をしてくれた時がありました。

 

 
伝達講習でのテクニックは自分にとって
知らないことばかりで吸収しきれず、
そのセミナーに行って学び直そうと決意しました。

 

 

この時の心情としては、
OTとしてというよりもただ単に
治療技術を磨きたいという感じです。

 

 

ちなみに、そのセミナーはIAIRのセミナーでした。

 

 

実際にセミナーに参加し、
患者さんの治療でテクニックを活用すると
絶大な効果\(◎o◎)/!

 

 

そこから1年間はコース受講し、
徒手療法の技術は飛躍的に向上しました。

 

 

「これでPTに負い目を感じずに治療ができる」
「治療でしっかり結果が出せるようになって安心だ」

 

 

と私は一生懸命徒手療法ばかり
やっていました。

 

 

しかし、その一年間は
とても苦しい一年間でもありました。

 

 

なぜなら、
どれだけ治療で身体機能的に改善が図れても、

 

 

・患者さんのADLが変えることができない
・患者さんが在宅生活で動作がうまく出来ない

 

 

などのことがたくさんあったからです。

 

 

ここで感じた事としては
「治療技術の向上」は必ずしも
「ADL・QOLの質の向上」に比例しない
ということでした。

 

 

いくら身体機能が向上しても、
生活場面で生かされなければ
何の意味もないという絶望感です。

 

 

これをきっかけに少しづつ
OTとしてこの問題にアプローチする術はないのか、
と興味が出てきました。

 

 

その時から新年度の目標が
OTを理解し、OTとして生活場面にアプローチできるようになろう
となったのです。

なので、治療技術の向上だけではなく、
OTとして考えるきっかけをIAIRは与えてくれました。
先ず私がOTを理解するために行ったことが、
「OTらしいことを全部やってみる」という事です!

 
作業療法関係の本をすべて読む、
Activity(陶芸や手芸、園芸療法など)や
ADL練習、福祉用具や自助具の作成・適応、
集団療法や認知行動療法の実践など手当たり次第
手を出してみました。

 

 

夢中で自分勝手に周りの方へ
迷惑をかけながら。すいません(;O;)

 

 

いままでOTらしいことは全くせずに
過ごしていたものですから、
まったく上手くいかず、
毎回大きな失敗と学びの日々。

 

 

その日々の中で、
段々とある事に気付き始めました。
それは、

 

 

「OTとはその人の個人因子や環境面、生活歴を
踏まえたうえで作業を通して
得られる満足感や生きがいを探索し、支援していく」

 

 

ということです。

 

 

いくら歩行能力が向上しても
それだけで家で
歩けるわけではありません。

 

 

いくら両手動作能力が向上しても
食事や更衣がスムーズに
行えるわけではありません。

 

 
うまく出来ない時は
その方のもともとの性格やこだわり、やり方や手順、
生活環境を理解したうえでそこに歩み寄って
アプローチしていかなければ目標達成には至らないのです。

 

 

このコラムを読んでいるあなたも
OTとしての関わり方に悶々としていたり
答えが見つかっていなければ、
一緒に見つけていきます。

 

 

改めて新年度の目標を立てて、
OTとして一皮向けていきましょう。

 

 

本日も最後までありがとうございました。
IAIR東北支部 認定インストラクター 名久井 佑哉

 

 

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