作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.190の投稿です。

 

 

あなたはOTとして
患者さんの希望に本当に目を向けて
解決できていますか?

 

 

OTとしてこの関りが出来る為には
個人因子を大事にしなければなりません。

 
何故なら、機能的にアプローチして
結果が出ても、
実際に生活で活用されなければ
関りに意味が無くなってしまうからです。

 

 

その為、OTとして
生活場面で活用できるように
関わる必要があります。

 

 

なぜそのことに気づいたのか。

 
私はこれまで、多くの失敗をしてきました。

 

 

例えば、脳卒中のAさんに対して、
機能的なアプローチをガンガン行い、
夜間の肩痛の改善、補助手の獲得、
歩行能力の改善などがうまく行えました。

 
しかし、Aさんは
全く笑顔をみせず、喜んでいません。

 

 

終いには、
「もうリハビリやりたくない」とまで
言われてしまいます。

 

 

私は

 

 

「なんでこんなに良くなっているのに嬉しくないんだろう」
「Aさんは今どう思っているのだろう」

 

ともやもや考え始めました。

 
改めて話をしっかりと時間を取って伺うと、
どうやらAさんは

 

 

最初に家族に迷惑をかけないよう
まず起居動作をしっかりとできるようになりたくて、
リハビリでは“起居動作練習”を
多く行いたかったとのこと。

 

 

私が行ったアプローチでは
身体機能に多くの変化が出ましたが、
Aさんはあまり望んでおらず、
全く別のことを望んでいたのです。

 

 

「これまでの関りをAさんは望んでいないのに、
私が勝手に進めていたのか?」

 

 

そこから関わり方を変え、
毎回Aさんのお話をしっかり伺って、
リハビリメニューを行うようになりました。

 

 

すると、これまでは知らなかった
Aさんの想いが
いくつも出てきました。

 

 

「家だとこの時間に
こういうことをするんだけど、
家族の手伝いが必要で、
忙しい時に手伝いを頼むのは申し訳ない」

 
「両手使ってこれは出来るけど、
あまり好きなやり方じゃない」

 

 

など、Aさんのこだわりや性格の面が、
Aさんの「こうしていきたい」という希望に
表れていて、

 

 

その希望を私は全く理解せずに
リハビリを進めていたことが分かりました。

 

 

その後はAさんのお話から
希望を確認しながらリハビリを進め、
最終的にAさんと笑顔で
毎回取り組むことが出来ました。

 

 

このきっかけから私は
OTとして関わる際に
患者さんの希望(個人因子)を大事にしています。

 

 

あなたはどんな関りをしていますか?
本当の希望、聞くことができていますか?

 

 

OTとして必須のスキルです。

 

 

あなたも意識して患者さんと向き合ってみましょう。

 

 

本日も最後までありがとうございました。

IAIR東北支部 認定インストラクター 名久井佑哉

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