作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.181の投稿です。

 

 

年末年始が近づいてまりました。

 

 

毎年この時期になると
私の体験してきた失敗・成功体験をもとに
皆さんへお伝えしていることがあります。

 

 

是非一読して年末年始を気持ちよく
過ごして頂ければ幸いです。

 

 

さて、何を伝えたいかというと
「年末年始といういつもと違う環境に注意して欲しい」
ということです。

 

 

年末年始で変わる環境とは何でしょうか?
具体的にはこんなことが挙げられます。

 

 

・人
・タイムスケジュール
・食事内容

 

 

これらがいつもとは違う状態となり、
患者さんにとっては環境の変化となります。

 

 

一つ目の「人」に関しては、
年末年始で
普段は遠方にいるご家族の帰省時期であることを
意味しています。

 

 

このタイミングで普段とは違う人と
時間を過ごす環境の変化がみられます。

 

 

この際、何が起こるでしょうか。

 

 

・普段会わないご家族と会って
話をしたり嬉しさから
少し遅く寝るかもしれない。
(二つ目のタイムスケジュールの変化)

 

 

・普段会わないご家族と外食に行ったり、
普段は食べない食事を
ご自宅で食べるかもしれない
(三つ目の食事内容の変化)

 

 

これらは些細な変化のように見えますが、
意外と影響する部分もあるのです。

 

 

タイムスケジュールの変化として
遅く寝たことで翌朝疲労が残り、
早朝の排泄時にふらつき転んでしまうかもしれない。

 

 

食事内容が変わることで誤嚥してしまい、
そのまま肺炎となってしまうかもしれない。

 

 

考えすぎかと思う方もいますが、
実際に私が担当していた患者さんが
体験したことでもあります。

 

 

回復期でも生活期でも共通して
年末年始は多くのヒヤリ・事故がありました。

 

 

例えば、
大晦日当日になんの知らせも無く
御家族と数日間ご自宅に戻ってしまった、
車椅子レベルのAさん。

 

 

家屋環境も手すりなど無く、
玄関の出入りや排泄時に
転倒リスクは高い状況でした。

 

 


転倒なく戻ってこれましたが、
御家族の介助負担量が思っていた以上に
大きかったようで
ご自宅復帰の話は無くなってしまいました。

 

 

また、入所中のBさんは
年始にご家族が持ってきたお餅を
何気なしに食べてしまいました。

 

 

Bさんは普段、トロミ要の食事も刻み食の方です。
軽くむせたものの奇跡的に無事でした。

 

 

さらに、比較的自立度の高い
片麻痺のあるCさん。

 

 

特に年末年始は予定ないとは言いつつも
実際はご家族と温泉旅行に行って
転倒してました。(特に骨折無し)

 

 

どれもこれもヒヤリとしました(;・∀・)

 

 

ちょうど私がOT3年目位までは
このような
ヒヤリ体験が多くあったのですが、

 

 

毎年11月位から
定期的に年末年始の予定を聞くことで、
リハビリで準備・対策が出来たため、
ヒヤリは無くなりました。

 

 

皆さんにお伝えしたい
一番の事柄としては

 

 

「年末年始はいつもと違うことが
起こるかもしれない。
その違うことを事前に把握・予想できていれば
ヒヤリ・失敗体験なく過ごせる」

 

 

ということでした。

 

 

患者さん・御家族と事前に話し合うことで
リハビリで対策がしっかりできます。

 

 

逆に事前にリハビリで対策したことが
成功体験となった例もあります。

 

 

2年前、私の担当ではない
患者さんのご家族から
就業時間外の18時頃に電話をもらいました。

 

 

「装具(短下肢装具)を使って
トイレに行くようになったばかりで、
指導を受けたけど介助に自信がない。
このままだと年末年始で転ばせてしまう。」

 

 

詳しく聞くと、
ある患者さんがポータブルトイレから
普通のトイレで排泄をするようにADL変更し、
リハビリでご家族も指導を受けていたが、
いざ数回やってみたら
うまくできなかったとのこと。

 

 

この日は30日で、
ちょうど患者さんは翌年の3日まで
通所をお休みする予定だったのです。

 

 

担当スタッフは休みであり、
結局ご自宅に私が伺って再度指導をする形
となりました。
(まじかー( ;∀;)とも思いながら)

 

 

「これで安心です!
年末年始も転倒なく過ごせると思います。」

 

 

とご家族は安心した表情で
お話してくれました。

 

 

その後無事に戻ってこれた
患者さんを見た時は
ホっとしたのを覚えています。

 

 

現在も私は変わらず
「年末年始の予定」を確認する
ことを怠りません。

 

 

とにかく患者さん・御家族に失敗体験は
してほしくないのです。

 

 

まだ数日残っていますので、
是非あなたも周りの患者さんや御家族に
再度確認してみてください。

 

 

失敗体験を回避し、成功体験となる
年末年始となるかもしれません。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

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