作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.175の投稿です。 

 

 

さて、11月8日に厚生労働省から
社会保障審議会介護給付費
分科会資料が公表されました。

 

通所リハに従事している分、
報酬や基準について読んでいたところ、
気になることがありました。

 

 

その気になることとは
「リハマネⅠ」と「リハマネⅡ」について
記載されていた部分です。
 

詳しくは後に述べていくとして、
まず記載されていた
現状のリハマネⅡの算定状況を
確認していきます。

 

 

リハマネⅡ加算の届け出を出している
事業所の数を見ると、

 

 

リハマネⅠが92.9%

 

 

であるのに対して、

 

 

リハマネⅡは37.7%。

 

 

まだまだ少ない状況ですね。

 

 

実際私のクリニックでも
リハマネⅡの為のリハ会議や
個別リハでの関りを実施していても
Drからのサインが
ほとんどもらえず算定数は0に近い状況です。

 

 

同様に、先程の資料でもリハマネⅡの算定が
出来ていない理由として

 

 

・医師からのリハ会議への参加が困難
・医師からの説明時間が確保できない

 

 

が多く挙げられていました。

 

 

確かに医師が通常の診療を行いながら
リハ会議へ定期的に参加するのは
難しいかもしれません。
 

 


診療所での通所リハの場合。
私の通所も該当します。

 

 

これは、なかなか
リハスタッフが解決・介入できる
問題ではありませんが、

 

 

これとは別の算定できない理由のなかに
スルー出来ない理由がありました。

 

 

それは

 

 

・本人、家族が意義や必要性を理解できない。
・介護支援専門員の理解が得られない。

 

 

です。

 

 

この2つの理由はリハビリスタッフにも
原因があるのではないか、
またリハビリスタッフによって
解決していけることではないかと感じました。

 

 

確かに、リハマネⅠとⅡの違いは
患者さん・御家族、ケアマネにしたら
分かりにくいものです。

 

 

わざわざ高いお金を払うのに
明確な違いと言えば

 

 

・リハ会議の実施。またはその頻度の多さ。
(定期的な評価と計画書の作成)
・リハ会議での医師の参加。

 

 

だけです。

 

 

これだけ見ると、
リハマネⅠより4~5倍高い金額を
支払って加わる具体的なサービスが
会議とDrの説明だけです。

 

 

確かに患者さんや御家族、
ケアマネの気持ちとしては

 

 

「具体的にリハビリが強化される
わけでもないなら
マネⅠでもいいんじゃないか」

 

 

となりますが、
私は他にも強みがあると思います。

 

 

それは毎月

 

 

・医師
・ケアマネ
・リハスタッフ
・患者さん
・御家族

 

 

が揃う点にあります。
(ご家族やケアマネが参加できないこともあり)

 

 

短いスパンで定期的に目標を共有し、
その目標に対して現状を確認し、
今後を話し合う。

 

 

この過程だけでも
目標に対する行動が
こまめに修正され
目標の達成度も変わってきます。

 

 

また、普段のリハビリでの成果が
実際の生活で
どう影響しているかもすぐに分かる為、
軌道修正がマネⅠと比べてすぐに出来ます。

 

 

つまりは
マネⅠとマネⅡの違いとしては
「目標達成度」
を挙げることも重要であり、

 

 

その違いを患者さんや御家族、
そしてケアマネージャーへもしっかりと
伝わるように関わっていくことが
重要であると考えます。

 

 

また、リハマネⅡの算定率を
上げることが重要ではなく、

 

 

リハマネⅡを算定することで
生じるメリットに
目を当てていくことが重要であると考えます。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉

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