作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.168の投稿です。

 

 

今回も、IAIRのセミナーで受講されている
あなたに(特にOTに)、

 

 

普段のOT名久井がOTとして
どのようなことをしているかを知って頂き、
少しでも臨床で活用して頂ければと思います。

 

 

さて、今回お話する取り組みとは
「リハビリ時間以外の患者さんの過ごし方について」
です。

 

 

あなたの担当する患者さんは、
リハビリ(ここでは個別に)以外の
時間は何をして過ごしていますか?

 

 

通所で通っている方や
入所・入院されている方の
入浴時間や、

 

 

食事時間、排泄の時間は
除いて思い浮かべてください。

 

 

これは様々だと思います。

 

 

例として通所リハで考えてみます。

 

 

・リハビリや入浴以外の時間は
フロアのテレビや新聞を
時折見て静かに過ごしている。

 

 

・周りの方とお話して過ごしているが、
気づけば時折
つっぷして寝てしまっている。

 

 

・やることが無く、ふらふらと歩いてみたり、
たまにリハビリでやった動作を
自己流に練習して過ごしている。

 

 

など。

 

 

もちろん、体操やレクに参加したり、
作業活動を行ったり、
ずっと暇なく過ごしている
患者さんもいると思います。

 

 

しかし、あまり話さない男性や
認知機能に低下がみられる方、

 

 

また、なかなかコミュニケーションが難しい方、
自発性・意欲が低い方などは、
比較的上記のように
ぼーっと過ごしていることが
多いのではないでしょうか。

 

 

せっかくリハビリとして
通所したり入所・入院しているのですから、
利用している時間のなかで、
ぼーっとしている時間が多くては

 

 

リハビリの効果は出にくいし、
もったいないですね(´・ω・`)

 

 

多くのセラピストは
余暇時間もリハビリにしていこう!と

 

 

作業活動に参加を促したり、
フロアやユニットでのレクに
参加を促したり、

 

 

はたまた自主練習を設定したりと
空き時間もリハビリとなるよう
いろいろ促しては
様子をみて四苦八苦していると思います。

 

 

わたしも初めて
入所や通所に配属となった際は、
リハビリ時間以外の活動がなく傾眠したり
つまらなそうにしている患者さんをみて

 

 

「なんだこのドロドロとした雰囲気は。。。」

 

 

「眠りじいさん・ばあさんがたくさんいるー(;O;)」

 

 

と衝撃を受けたものです。

 

 

いくらリハビリ(個別)でのかかわりが良くても、
時間としては短く、
それ以外の時間の過ごし方も
重要なのではないでしょうか。

 

 

ただ座って過ごしているだけでも
筋硬結はできやすく
活動量の低下から体力・筋力も落ちます。

 

 

せっかく利用して下さっているのだから、
少しでも活動して
楽しんで過ごしてもらえたら。。。

 

 

と思っても何も出来ず、
もやもやしながら
過ごしていた時もありました。

 

 

私がその通所で最初に行ったことは、
昼食後からおやつの時間まで、
軽体操と学習療法でした。

 

 

学習療法といっても、
いくつかの頭の体操と称した連想問題や
簡単な計算を
毎回プリントとして作成した簡単なものです。

 

 

最初は
「こんなのやりたくねー。眠い。」
「めんどくさい。」
などと声もあがり、苦労しました。

 

 

フロアのスタッフも、
ただその様子を眺めているだけでした。

 

 

しかし、続けて2週間が経った頃、

 

 

「昼過ぎたぞー!プリントまだかー」
「あの問題解いて家に持ち帰るのが楽しみなの」

 

 

などの嬉しい声も聞こえるようになり、
フロアのスタッフからも
協力してくれる人もでてきました。

 

 

それでも傾眠される方や
なかなかのってこない男性の方には

 

 

大人の日曜大工と称して
木をのこぎりできってみたり、
最終的に何故か
神棚まで作ったりもしてみました(笑)

 

 

少しづつですが、
ご利用中の傾眠時間や
ぼーっと過ごす時間は
減っていきました。

 

 

その後の異動先の入所でも
ユニットでできる体操やレク、
作業活動を提案してみたり、
小集団での学習療法もやってみました。

 

 

そして現在。
私はまた他部署の通所リハにいます。

 

 

ここでは、
ぼーっと過ごす時間を減らし、
活動を多く用意することで、

 

 

者さんが意欲的に取り組める活動の
選択の幅を
増やそうと取り組んでいます。

 

 

今は私ひとりではありません。

 

 

最初は提案・参加して、
フロアのスタッフみんなとで
取り組めています。

 

 

具体的には
毎日午後の活動を前もって決めておき、
おやつの時間まで
活動に取り組んで頂いております。

 

 

・ウォークラリー(長距離歩行。屋外含む)
・アロマでの静ストレッチ
・音楽体操
・パズルでの認知機能向上ex

 

 

など、まだまだありますが
このような形で活動があり、
その他の時間でも
手芸や園芸などを設定しています。

 

 

文字だけみると

 

 

「暇なく活動で疲れちゃいそう。。。」

 

 

と思いますが、
ぼーっとしている時間と比べて、
患者さんも
あっという間に時間が過ぎます。

 

 

せっかくご利用されているのに
ただぼーっと過ごしている時間が多いのは
もったいないです。

 

 

このコラムを読んでいるあなたも

 

 

・リハビリ時間以外も有意義なものにしたい
・変えたいと思うがなかなか腰が重くて変えられない
・どう変えていけばいいかわからない

 

 

と考えていたら、
まずは一歩、踏み出してみて
たくさん成功と失敗から学んで
自分の関りを変えていってみましょう。

 

 

是非、お試しあれ。(*´▽`*)

 

 

※失敗はあまりしたくないという方は
是非、名久井にご質問ください。

 

 

対策や事前に気を付けて
できることを
お伝えしていきます!

 

 

FBのMessengerや
IAIR東北のメールアドレス宛に
お気軽にご相談ください。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉

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