作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.158の投稿です。

 

 

先週末はBクラスライセンスコースの
Tune upセミナーにインストラクターとして
参加させて頂きました。

 

 

本日のコラムのテーマは
そこでよく聞かれた質問について
お話していきます。

 

 

コースを受けている方は
必ず一度は思い浮かぶあるあるな
疑問なので是非一読を(*^-^*)

 

 

さて、どんな質問が多かったのかというと
セミナー最初のグループシェアタイムに
聞かれた事柄です。

 

 

それは、

 

 

「前回習ったテクニックをやって効果は
出せたんですけど、またすぐ戻ってしまって。。。」

 

 

「患者さんも喜んでくれたんですけど、
このテクニックをいつまでどのくらい
やればいいのか。。。」

 

 

そうです。

 

 

まさにあるあるなテーマ、

 

 

「どのくらい効果が持続するかです。」

 

 

一言で答えを言ってしまえば
「人によって違う」ですが、
それでは納得できない方へ
ひとつ例を挙げてお話ししていきます。

 

 

例えば、上肢の橈骨頭を調整するテクニックが
ありましたね?(腕橈関節の)

 

 

変化も出やすく、患者さんにもわかりやすく結果を
出すことができるテクニックです。

 

 

このテクニックをやってみて、
数日したらすぐに戻ってしまっていること
ありませんか?

 

 

例えばですが、

 

 

麻痺のある方で、屈曲パターンが強く、
手指は屈曲し、
手関節は回内・屈曲・尺屈しているような方を
よく目にしますね。

 

 

そのような方へテクニックを行うと、
結果がでても戻りやすいのです。

 

 

尺側手根伸筋等の尺屈に作用する筋群の
緊張が強ければ、
橈骨は末梢部の方向にけん引されてしまい、
活動しているうちに戻ってしまうのです。

 

 

その為、この一例の場合は、
神経筋の促通を継続し、随意性に変化が
みられてくることでけん引される程度が
改善されれば持続時間は長くなります。

 

 

その為答えとしては、
「促通による回復にあわせてテクニックは
徐々に行う頻度が減ってくる」
となるのです。

 

 

では、現状でそのような方に
このテクニックを行うのは無駄な事なのでしょうか?

 

 

それは違います。

 

 

神経筋の促通を行う際に、
上肢帯を促通するうえで
動きやすい状態にするためには、
直前に行ったほうが良いのです。

 

 

動きにくい状態で促通を行っても
感覚入力はいまいちとなります。

 

 

その為、
例で挙げたような麻痺のパターンを
呈す方は

 

 

上肢の促通(徒手でも運動でも)を行う
直前にテクニックを準備運動・事前の調整という
目的で行うのがベターということになります。

 

 

今回の例は一例ですが
このように各テクニックの活用や持続については
その方にあわせて考えていくことが重要となります。

 

 

「なかなか考えてもわからない。。。」

 

 

という方は、
慣れるまではセミナー時にスタッフへ相談して
みてください。

 

 

この考える習慣がつけば
大きく臨床力もステップアップしていきますよ(^_^)/

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

 

 

IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉

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下肢の評価と治療 ②6月17日
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