作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.146の投稿です。

 

 

前回に引き続き、リハメニューがROM-exや
ストレッチだけで終わってしまっていて

 

 

「いつも同じメニューで能力変わんない。。。
そろそろリハプログラム変えたい」

 

 

「ROM-exやストレッチ以外に効果的なかかわりが
できるようになりたい」

 

 

なんて思っている方に少しでも
いい気づきとなるような情報をお伝え致します。

 

 

さて、今回の気づきのポイントはずばり、
「リハビリ目標やアプローチを変える為に、
ご自宅環境を評価する」です。

 

 

リハビリの目標や評価・治療がなかなか
浮かばない、いつも同じという方の状態としては、
患者さんの問題点抽出が少ないという特徴が
あります。

 

 

問題点の抽出が少ないと
アプローチしていく部分が少なく、
また身体機能に偏ったアプローチに
なりがちです。

 

 

その為に、拘縮予防に落ち着き勝ちになり、
ROM-exやストレッチで留まってしまいます。

 

 

もしあなたがその状態になっていたら、
「一度ご自宅環境を評価する」
という基本的なところに立ち返ってみてください。

 

 

私もご自宅環境を評価して新たに問題点や
アプローチしていくべき部分がたくさん
みつかりました。

 

 

現在私は通所リハに勤務しており、
朝、夕の送迎介助にでています。

 

 

送迎中は様々な評価ができるんです。

 

 

➀バスのなかでご自宅での出来事や
困っていることが聞ける。

 

 

➁ご自宅にいるご家族から情報収集ができる。

 

 

➂ご自宅の環境を評価し、問題点を
みつけることができる。

 

 

④普段のリハビリで行っている練習が
動作としてご自宅で活かされているかが分かる。

 

 

これら➀~④をすれば見えていなかった問題点が
抽出でき、自然とアプローチするべきところは
見つかります。

 

 

病院や施設だけの活動を見ても、狭い範囲を
見ているだけで、
本当の問題は在宅を見て分かるのです。

 

 

だてに送迎バス乗ってませんよ(笑)

 

 

当然私のようにほぼ毎日送迎バスに
乗ることは難しいので、

 

 

送迎に出ているスタッフに事前に
お願いして情報を集めていきましょう。

 

 

例えば、
・ご自宅での玄関の上がり框で昇降をどのように
しているか。

 

 

・御家族との関係性や介助の様子はどうか?

 

 

・御家族へ普段のご自宅での状況はどうしている
かを聞く。

 

 

などでも今よりは視点が広がり、
問題点やアプローチする所はたくさんでてきます。

 

 

そして、意外にあなたの知らないところで(在宅で)
患者さんはいろいろ活動しているかもしれません。

 

 

日々、こんな発見があります。

 

 

・送迎中にご家族と外出しているところや
犬の散歩をあぶなげに行っている患者さんを発見。

 

 

・御家族との関係がいまいちで、
通所から帰宅後はリハビリで練習している以上に
ご自身でやらなければいけないところがたくさん
見つかる。

 

 

・「ありがとうございましたー」と別れると、すぐに
庭の草むしりを始める。
※草むしりできるくらいの能力ありません。(笑)

 

 

などなど。
今見ている患者さんはほんの一面しか
見れていないかもしれません。

 

 

是非、評価や治療、目標設定に悩んでいたら
お試しください。

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉


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