作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.142の投稿です。

 

 

さて、これまでに介護報酬改定に向けて
様々なテーマで書いてきました。

 

 

これからは、具体的に現場で何を行っていくか、
普段の関わりを
どう見直していくかに焦点を当てていきます。

 

 

さて、今回のテーマですが、
「ROM-exやストレッチだけで終わってませんか?」
です。

 

 

特に回復期以外の領域の方は
関わる時間が短く、この状態に
なっているのではないでしょうか。

 

 

ROM-exやストレッチが悪いわけでは
ありませんが、
これだけをして短いリハ時間を

 

 

終えてしまっているのであれば
見直しが必要です。
それが中枢疾患の方であれば尚更です。

 

 

脳卒中後の方へ拘縮予防として
ROM-exやストレッチが重要ですが、
機能回復の点からみると、
それだけでは不十分です。

 

 

神経路の回復には
反復した動作が必要ですが、
受け身なROM-exやストレッチだけでは
促通されにくくなります。

 

 

中枢神経系は随意的に狙って
動かさなければ
回復が促されないので、

 

 

受け身なプログラムに偏っていれば
変更していく必要があります。

 

 

「でも可動域の維持はどうすれば。。。」

 

 

と思った方は、
自主練習にROM-exを
落とし込めるよう努力してみましょう。

 

 

そして、定期的にセラピストがチェックする形で
ROM-exを行えば
しっかり拘縮予防はできます。

 

 

現在も患者さんひとりひとりが
継続出来て、しっかり拘縮予防が行えるように
セルフケアを提案しています。

 

 

一度に全部の手指を
継続して行うことが出来ない方は
ひとつの指から。

 

 

チェック表があると俄然やる気になる方。
家や病室で絶対やらない方へは
毎回見守りながら。

 

 

などなど。

 

 

リハプログラムが拘縮の予防だけであったら
患者さんの気持ちとしては
ショックではないでしょうか?

 

 

新年度が始まる4月に
振り返るチャンスです。

 

 

いいスタートを一緒にきっていきましょう!

 

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉

 

 

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