~CVA患者さんに対する評価・治療~

 

作業療法士、名久井佑哉による
[なっくんのあるある解決コラム]
No.94の投稿です。 

 

こんにちは

本日も作業療法士のあなたに

読んで頂きたい内容でお届けします。

本日のテーマは
「CVAの方へ関わる際の手技で何が
いいのか悩んでいるあなたへ」です。

 

このコラムを通して悩みの解決に
つなげていきます。

 

さて、今回浮かんだ悩みは
「どんな手技がいいのか分からない」
ということです。

 

CVA患者さんの評価・治療は複雑で、
治療方法(手技・アプローチ)も多くあります。

 

PNFや川平法、ボバース等の有名な
アプローチのほかにも多くの
方法があります。

 

私も特に1~3年目の時は、
CVA患者さんの異常筋緊張に
対して苦手意識がありました。

 

この異常筋緊張は
安静時の姿勢保持の場面から
各ADL動作まで影響し、
動作を遂行するうえで様々な支障をきたします。

 

例えば、立ち上がり動作では
動き始めに伸展パターンが強く見られ
重心移動がスムーズにいかなかったり、
動作するたびに過緊張となり
ガチガチになって終わったり、、、(笑)
この異常筋緊張のコントロールにお手上げでした。

 

動作パターンを再獲得したいのに
異常筋緊張が邪魔して、促通がなかなか進まないのです。

 

常にある悩みとしては、
どのような評価・治療が一番良いのか?
何が筋緊張のコントロールに効果的なのか?
ということでした。

 

そこで本を読んだり、
実際にその先生のセミナーに参加したり
治療に優れた先輩に積極的に指導を頂いたりと
色々取り組んでみました。

 

しかし、促通を主とする関わり方に
限界を感じ、毎回同じような関わり方に
なってしまいました。

 

そこで新たな視点を!と思い、
当時、圧倒的な結果を出すと噂の
IAIRのテクニックを疑い半分で
学び始めました。(笑)

 

すると、あることに気づきます。

 

それは、
異常筋緊張の原因は2つに
分けて考えることができる
ということです。

 

一次的な中枢神経障害のほかにも
麻痺側・非麻痺側の過剰な使用による
骨格の変位から、筋連鎖による
二次的な異常筋緊張がでてくるのです。

 

この骨格の変位による筋連鎖を起因とした二次的な
異常筋緊張の問題に対してアプローチをすると

 

その後の一次的な中枢神経障害による異常筋緊張が
どの程度影響しているのかがはっきりし、
神経筋の促通がスムーズに行えます。

 

つまりは、二次的な異常筋緊張に対する
アプローチはその後の一次的な中枢神経障害に対する
促通の土台作りとなるアプローチであるということです。

 

この視点を得てからの関わりで、
まずは異常筋緊張を2つに分けて考え、
二次的な異常筋緊張から治療していくことを
実践しました。

 

すると治療直後から動作や痙性に変化がみられ、
その後の神経学的なアプローチも短時間で効果がえられる
ようになりました。

 

例えば、
二次的な異常筋緊張が軽減されたことから、
立ち上がり動作での足部への重心移動がスムーズとなり、
一部介助から見守りで立ち上がりが行えるようになった方。

 

この方は二次的な異常筋緊張が軽減されることで
残存能力がどの程度あるかがはっきりとしたケースでした。

 

今回のコラムを読んでいるあなたも、
異常筋緊張に対して苦手意識があり、
普段の神経筋促通を主としたアプローチで
なかなか効果を得られていなければ、
是非、自身の臨床に変化を得るきっかけ作り
となる視点・関わり方です。

 

評価・治療の考え方を見直したい、
毎回同じ関わりで結果がでないという方は
全力でサポートしますので
是非一度、詳 細を以下の情報から
ご参照ください。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。
IAIR認定インストラクター作業療法士 名久井佑哉

 

[脳卒中片麻痺に対する基盤的治療と評価]

日時:4月29日(祝金)、30日(土)
時間:10:00AM – 16:00PM
対象:理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
定員:32名
講師:名久井佑哉(作業療法士、IAIR認定インストラクター)
受講料:17,800(税別) 返金保証付き
URL:http://iairtohoku.jp/seminar/iairseminar/cva


Comment are closed.