第200回
【明日から使えるベテランPTの
ワンポイントテクニック】

 

 

200回目の記念すべきコラムです(祝)

 

 

さて、みなさんの職場は
どんな環境でしょうか?

 

 

回復期?
維持期?
外来?
介護分野?

 

 

それぞれのステージがあり、
考えることが
あると思います。

 

 

私の勤める病院は
一般病棟、回復期病棟、療養病棟、
外来、訪問と多くの部門があり、

 

 

それぞれ
ローテーションで
経験していきます。

 

 

機能訓練が主だった回復期でも
最近では国の主導もあって

 

 

生活

 

 

にフォーカスして
リハビリを提供するようになり、
「活動・生活」がキーワードに
なってきています。

 

 

でも言ってしまえば、
回復期で生活に
フォーカスするのは当たり前。

 

 

生活の場に帰すのが
回復期の役割ですから。

 

 

では、療養病棟や特養などの
介護分野で
働くスタッフはどうでしょう?

 

 

いわゆる「寝たきり」に近い方々を
対象に日々リハビリをしている
セラピストは「生活」に
フォーカスしていないのか?

 

 

そんなことはありません。

 

 

逆に、生活にフォーカスしないと
リハビリテーションが成り立たないのが
療養・介護分野の患者、利用者さんです。

 

 

私たちが普通考える生活とは
どんな生活でしょう。

 

 

自宅で暮らし、身の回りのことが
自力で可能で、自由に外出し、
何らかの経済活動を行う。

 

 

これは王道の生活。

 

 

もう少し限局すると、
病棟生活も「生活」。

 

 

ここは回復期で
つまずきやすいところですが、

 

 

病棟生活を「生活」と捉えて
退院させると
退院後、ケアマネさんから怒られます(^^:

 

 

余談は置いておいて、
寝たきりに近い患者さんにとっては、

 

 

ベッドの上

 

 

が生活の場であり、
生活そのものだったりします。

 

 

寝たきりだから、
拘縮予防や褥瘡予防の関わり
だけでOK?でしょうか?

 

 

拘縮予防と称し
ROM-exを続ける日々。

 

 

楽をしてるように聞こえますが、
この状況はセラピストにとって
地獄です。

 

 

ただROM-exをしているマシーンと化し、
何の生産性もなく、
毎日が過ぎ去っていく。
 

患者さん、セラピスト双方にとって
全くメリットがない状態です。

 

 

だからこそ、
「生活」
という視点が必要になります。

 

 

生活の枠を「ベッド上」に置き換えた時、
目の前の患者さんは、
1日の中でどんな介入がなされて
生活しているんだろう。
 

そんな視点を持つと、
拾わなければならない情報が
たくさん出てきます。

 

 

一般的には昼夜の体交やオムツ交換、
点滴などの処置、突然「リハビリです」
とやってくるリハスタッフetc・・・
 

これらすべてが、患者さんの
意図しないタイミング
で行われます。
 

確実に不快感を感じているはずです。
 

患者さんが安楽には過ごせていない
生活のポイントって結構あります。
 

そこに気がつくと、
「生活」を変えるための手立ては
たくさん考えつくはず。

 

 

もちろん、病状にもよります。
結果的に介入の選択がROM-ex
になることもあります。
 

ただ、ROM-exを行うにも
必ず理由があり、
その根拠に

 

 

「患者さんの生活をより良くするため」
 

があります。
 

家庭には帰れないけど、
施設や病院でより良い
生活を送る。
 

それが無理なら、
ベッド上でもより良い
生活を送る。
 

そのために我々セラピストが
何を考えるか?
 

制約が多い分、
セラピストの想像力と力量
問われます。
 

ここが療養や特養の
醍醐味
でもあります。
 

私たち関係スタッフの関わりの変化が、
患者さんの生活に直結します。
 

目の前の患者さんの身近な生活。
 

まだまだ改善できることが
あるはずです。
 

療養、特養だからこそ、
「生活」をベースに
考える必要があります。
 

あなたなら、どんな生活を提案し、
どんな関わりをしますか?

 

 

今日はここまで。
 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
 

IAIR 理事
理学療法士 中嶋 光秀

 

 

 

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