第162回
【明日から使えるベテランPTの
ワンポイントテクニック】

 

 

おはようございます。
国際統合リハビリテーション協会
北海道地区シニアインストラクター
中嶋 光秀です。

 

 

動作分析シリーズ続きます。

 

 

前回も書きましたが、
歩行分析の際によく使われる、
ロッカーファンクション。

 

 

いわゆる正常歩行分析は,
古くから運動学の教科書に載っている
立脚相と遊脚相での各相に沿って、

 

 

運動力学的に何が起こっているのか?
を非常にわかりやすく説明してくれて
います。

 

 

そしてしつこいようですが、
「正常歩行」と「片麻痺患者さんの歩行」
を比較して、逸脱動作を指摘しても、
なんの解決にもなりません。

 

 
「正常歩行のフォーム」の練習を
させられてもできません。

 

 
運動学習のために数練習する必要が〜

 

 

ってのはわかります。
運動学習は絶対必要です。

 

 
ただ、条件が違うのに、同じフォームを
目指せと言われても困るんです。

 

 
条件が違うとは何か?

 

 
それは身体条件です。

 

 
脳血管疾患の方であれば
麻痺や失調で、上下肢・体幹の
機能と感覚が違います。

 

 
運動器疾患の方は、
主に関節可動域や筋力、
場合によっては感覚障害も。

 

 
これらの身体条件を抱えたまま、
「正常歩行」を目指せと言われても
無理ですって事です。

 

 
ケガや病気の後に歩容が悪くなる、
正常歩行のフォームから逸脱するのは、

 

 
「歩き方」を忘れたわけじゃ有りません。

 

 
歩行は「忘れません」し、
「正しいフォーム」
も有りません。

 

 
ただあるのは、
今の身体条件や環境条件で、
「歩行運動」を移動手段として
使った結果、特有のフォームに
なってしまう、という事。

 

 
「歩行運動はできる」
という前提なんです。

 

 
歩行自体を忘れてしまっているならば、
それを一から構築するのは非常に
難しいことです。

 

 

なにせ、無意識に行っていることを
全て意識的にやり直すことになります。
 

 

そんなの無理ですよね?
 

 

では、歩行を見る際には何を基準に
したらいいのでしょうか?
 

 

それは「立位」です。
 

 

単純に、2足直立で立てなければ
歩けません。
 

 

一瞬でも片脚で完全に荷重を
支えられなければ、ステップも
踏めません。
 

 

片脚荷重で上半身がバランスを崩せば、
転倒につながります。
 

 

つまり、「立位の機能評価」ができると、
歩行が見えてきます。
 

 

見るべき立位のポイントは3つ
 

 

1.「姿勢アライメント」
2.「姿勢と重心位置と基底面の関係」
3.「ロコモーター(下肢機能)と
パッセンジャーユニット(体幹機能)
に分ける」

 

 

ここがまずできればOK
 

 

1と2が見れれば、なぜその歩容になるか
がおおよそ見当がつきます。
 

 

あとは、3のように、ロコモーターが原因なのか、
パッセンジャーのバランスが問題なのか、
を見ればいいだけ。
 

 

だいぶ絞られますよね。
 

 

患者さんが「どんな戦略・機能を使って」
立位保持しているのか。
 

 

ここが歩行を見る際のキモ。
動的立位とでも言いましょうか。
 

 

そのためにも、
姿勢の分析が重要になります。

 

 

止まってるところを見るなら、
難易度はそんなに高くないはずです。
 

 

残りの具体的な方法はまたコラムで。
もしくは

 

 

5月19日、20日の
【姿勢動作分析の基本とアプローチへの応用】
札幌会場でお伝えします。

 

 

まずは自分の型を作りたいという方、
もう一度基礎的なことを復習したい、
新人や学生にもコツを伝えたい、
と思っている方々は是非ご参加
ください。
 

 

動作分析から治療までの一連を2日間
に凝縮してお伝えします。

 

 

 

今日はここまで
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

 

IAIR北海道地区 認定シニアインストラクター
理学療法士 中嶋 光秀

—————————————-
セミナー情報

【姿勢・動作観察の基本とアプローチへの応用】
札幌会場
日 時:平成30年5月19日(土)20日(日)
時 間:10:00〜16:00(両日)
場 所:札幌産業振興センター
講 師:IAIR認定シニアインストラクター
中嶋 光秀(理学療法士)

対 象:PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓

(HPでは5/12・13になっていますが、
5/19・20に変更になりました)

【ILPT腰痛治療セミナーin札幌】

日時:平成30年4月22日(日)
時 間:9:50〜16:50
場 所:札幌産業振興センター
講 師:赤羽 秀徳 (IAIR理事、選択理論心理士、
国際マッケンジー協会認定療法士)
対 象:Dr、PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓

【受講するなら会員登録がお得】
H30年度より会員外の料金が値上げになります。
ぜひ今のうちにIAIR会員になって、
共に学んでいきましょう。
会員特典↓↓
・認定講座受講料会員優待(会員29,800円、
非会員39,800円)
(※H30年度より適応)
・学会参加の割引(会員は5,000円引き)
・強化学習(再受講)登録可能
(登録料19,800円 ※会員でいる限り有効)
*例:Bクラス1講義1000円で再受講できます‼
登録料19800円+12講義×1000円
Bクラス修了者は、計31800円+税で12講義全て
再受講が可能です

・オリジナルヨガマット、Tシャツ会員価格で購入可能
・IAIR認定セミナーを会員価格で受講可能
(10,000円割引)
・有料動画コンテンツ、DVD、IAIR公式サイトでの
コミュニティ参加 (※準備中)
・セミナーの先行予約
・Bクラス、Aクラスでのディプロマ発行
・IAIR認定国際統合リハビリテーション士(IRT)の
受講資格が得られる
・共同研究や学会発表のサポートが受けられる
協会会員登録はコチラ


Comment are closed.