第161回
【明日から使えるベテランPTの
ワンポイントテクニック】

 

 

おはようございます。
国際統合リハビリテーション協会
北海道地区シニアインストラクター
中嶋 光秀です。 

 

 

さてさて、またまた動作分析シリーズ。 

 

 

動作分析を実際にする際って、
皆さんどうされていますか? 

 

 

特に歩行分析なんかは、
ビデオを取れる環境なら
動画で分析したりしますが、
リハ時間内には分析できませんよね? 

 

 

かといって介助歩行しながらだと、
患者さんが近すぎて、全体像が
把握しにくく、一部分しか見えない
ことが多いですよね。 

 

 

そして何より、「動き」を見るって
そもそも難しくないですか? 

 

 

一箇所に着目すれば全体が見えなくなるし
全体を見てると、肝心なポイントを
見逃しているような気がする・・・。 

 

 

時系列に整理したくても、
「動き」は待ってくれないし、
ちょっと迷っている間に
どんどん動いていきます。 

 

 

歩行分析で何回も何回も
患者さんに歩いてもらい、 

 

 

「まだ歩くの?」って顔されたことは
PTならあるはず(苦笑) 

 

 

結論から言うと
「動いている人」
を見るのは難しいんです。 

 

 

理由は簡単。
変化のスピードについて
いけないから。 

 

 

ビデオでの分析がしやすいのは
「止めることができるから」
なんです。 

 

 

ただ、セラピストがビデオでしか
動作分析できないなら、
臨床家としてはアウト。 

 

 

リハ時間内で問題点を抽出できない
ってことにつながります。 

 

 

じゃ、どうすれば見れるようになるの?? 

 

 

「数稽古です」

・・
・・・。 

 

 

じゃ答えになりませんよね。

 

 

ポイントは、
次々起こる動きの変化スピードに
対応できないのであれば、
動きを予測しちゃえばいいんです。

 

 

実は、動作って動き始める前の
「開始姿勢」の影響をかなり受けます。
(構えと捉えてもらってもいいです)

 

 

わかりやすく、歩行だと、「立位」
の影響を受けています。

 

 

影響を受けるというより、
「自力で立っている」という
前提で歩行が成り立つので、

 

 

立位の分析ができないと、
歩行分析はできないんです。

 

 

ある程度お一人で立てる患者さん
であれば、立位は見る事ができると
思います。

 

 

この立位の中で、 

 

 

・どれくらい荷重をかけているのか、
・姿勢はどうか?
・アライメントはどうか、
・バランスはどうか? 

 

 

まあこの辺をみれば、
どんな歩き方をするかは大雑把に
予想できると思います。 

 

 


単純に、立位の時点で両足に均等に
荷重できない人が、
荷重しにくい下肢で立脚相を
満足にこなすなんてあり得ないんです。 

 

 


ロッカーファンクションの分析の前に
立位での荷重評価が先です。

 

 

この単純なことになかなか気づかす、
一生懸命、歩行を見ようとしてませんか?

 

 

歩行に必要な要素を、立位でそもそも
再現できるのか?

 

 

歩行ではまずは最低2足直立で
立位保持ができること、
一瞬でも一足荷重できること、
骨盤から上が基底面から外れて
バランスを崩さないこと

 

 

これぐらいはできないと、
2足歩行は不可能です。
(杖を使っても構いません)

 

 

あとは、今ある立位姿勢のまま、
歩行するので、
(立位が猫背で、歩き出すと背筋が伸びる
人はいませんよね?)

 

 

歩行中のバランスの戦略も、片足立ちや
立位バランスをもとにするので、

 

 

歩行中のバランスも立位姿勢から
予測できます。

 

 

こうやって、「動作」と「開始姿勢」
の関連性を知っていると、 

 

 

「動きの予想」ができ、
予想に基づいて、
「動き」を確認するので、 

 

 

一気に動作観察、分析が
しやすくなります。 

 

 

具体的な方法は 

 

 

仙台では3月17日、18日の2日間、
札幌では5月19日、20日 

 

 

に開催する動作分析セミナーでお伝えします(^^) 

 

 

まずは自分の型を作りたいという方、
もう一度基礎的なことを復習したい、
新人や学生にもコツを伝えたい、
と思っている方々は是非ご参加
ください。 

 

 

動作分析から治療までの一連を
2日間に凝縮してお伝えします。 

 

 

今日はここまで

 

 

最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

IAIR北海道地区 認定シニアインストラクター   
理学療法士 中嶋 光秀

————————–————–
セミナー情報

【姿勢・動作観察の基本とアプローチへの応用】
仙台会場
日 時:平成30年3月17日(土)18日(日)
時 間:10:00〜16:00(両日)
場 所:東京エレクトロンホール宮城 和室403
講 師:IAIR認定シニアインストラクター
中嶋 光秀(理学療法士)

対 象:PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓
https://iairjapan.jp/events/event/posture-sendai

札幌会場
日 時:平成30年5月19日(土)20日(日)
時 間:10:00〜16:00(両日)
場 所:札幌産業振興センター
講 師:IAIR認定シニアインストラクター
中嶋 光秀(理学療法士)

対 象:PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓
https://iairjapan.jp/events/event/posture-sapporo
(HPでは5/12・13になっていますが、
5/19・20に変更になりました)

【メディカルアロマリハビリテーションセラピー
(MART)初級編in札幌】

日 時:平成30年3月25日(日)
時 間:10:00〜16:00
場 所:札幌市内で検討中
講 師:MART 認定講師  比嘉 菜津美
(IAIR東海地区代表)
対 象:PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓
http://iairjapan.jp/mart/seminar-2/

【ILPT腰痛治療セミナーin札幌】

日時:平成30年4月22日(日)
時 間:9:50〜16:50
場 所:札幌産業振興センター
講 師:赤羽 秀徳 (IAIR理事、選択理論心理士、
国際マッケンジー協会認定療法士)
対 象:Dr、PT、OT、ST
定 員:30名
申し込み&詳細はこちら↓
https://iairjapan.jp/backpain

【受講するなら会員登録がお得】
来年度より会員外の料金が値上げになります。
セミナー参加当日の申し込みであれば、
入会金、年会費が、H29年度は無料です。


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