第150回
【明日から使えるベテランPTの
ワンポイントテクニック】

 

 

みなさんこんにちは。

 

 

国際統合リハビリテーション協会
認定シニアインストラクター
中嶋 光秀です。

 

 

前回に引き続き、ハンドリングについて。

 

 

前回のコラムはこちら↓↓

 

 

前回のコラムでは、ハンドリングとは
「操作する、操る」ではなく
一緒に動く、一体となって動く
ことが基本とお伝えしました。

 

 

結構難しく聞こえるかもしれませんが、
実は皆さん意識していないところで
ちゃんとできていることでもあるんです。

 

 

その最たる場面が、
家族への介助歩行指導。

 

 

どうしても歩行の際に手繋ぎや腋窩に
手を添えておく必要がある患者さん
っていますよね?

 

 

セラピストが何気無く手をとって歩くと
歩けるのに、
介助者が家族になると、

 

 

全くリズムが合わなくて
全然歩けない

 

 

お互い上手くいかないから思わず
喧嘩になる場面に出くわしたことは
ありませんか?

 

 

「あんたがそっちに引っ張るから
私は歩きにくい」

 

 

「お前がそっちに倒れて行くから
俺はそっちに行かないように
してるんだべ」

 

 

初外泊などでの介助指導では、
なかなか
うまくいきませんよね。

 

 

これは前回お伝えした、

 

 

「介助者にとって正しい方向に
相手を操作しようとする介助者」と

 

 

「不安定ながらも、自分にとって
動きやすい方法で歩こうとする患者」

 

 

の典型例です。

 

 

この場面で、
セラピストが掛けられる言葉は

 

 

相手(患者さん)に
合わせて

歩いてください」の一言。

 

 

もう一つは、
「この場面だけは注意が必要です」と
キーになる不安定な場面をお伝えします。

 

 

そうすることで、介助者もどこに気を
向けたらいいのかが少しわかるので、
「常に」支えようとしなくて済みます。

 

 

初めて介助する方としては、
「いつ、どんな場面で、どのように」
介助すればいいかがわからないので、

 

 

常に介助者自身が安定して相手を
支えられるように

 

 

「自分の動きに、相手(患者)を
合わせようとして」

 

 

頑張ってしまいます。

 

 

なので、まずは

 

 

「患者さんに合わせる」ことと、
「介助のポイント」を端的に伝え、

 

 

まずは知識として知ってもらいます

 

 

そのあとは、
ひたすら練習するしかありません。
とにかく一緒に歩く時間を作ります。

 

 

結局最後は、何度も一緒に動きながら、
相手の動きを感じることで、
お互いどう動いたら楽かが分かってきます。

 

 

ここまできたらもう大丈夫。
ケンカせずに歩けます(笑)

 

 

たまーにいつまでたっても息が合わない
ご家族もいらっしゃいますが・・・。

 

 

私たちセラピストが、
何気なく介助していても患者さんと
一緒に歩けるのは、

 

 

【相手の動きを知った上で
それを邪魔しないように、
且つ必要なサポートをしている
から

 

 

実はちゃーんとできているんです。
ハンドリング。

 

 

なのに治療場面になると途端に、
「出したい反応が出る理想的な方向」
に操作しようとして、

 

 

反応できない
患者さんとの力比べになります。

 

 

なので、まずは
相手を知ることから。

 

 

寝返りでも、座位バランスでも
なんでもいいので、

 

 

相手をどの方向に
誘導すると抵抗なく付き合って
動いてくれるのか?

 

 

その方向を探していきます。

 

 

抵抗されたら誘導する方向を変えます。

 

 

また、動きやすい方向は、不安定、
転倒するようなこともあるので、
その辺も一緒に探っていきます。

 

 

この作業の中で
筋肉の収縮なんかも見れるとベター。

 

 

この作業自体が
ハンドリングの練習になりますし、
患者さんの評価にも
なっていきます。

 

 

こうやって患者さんの動きを知る、
体感できれば、
ハンドリングに困ることはありません。

 

 

体の動きは患者さんに限らず、
人それぞれです。

 

 

健常者同士でも、
AさんとBさんではハンドリングの
方法や動きやすい方向は全然違います。

 

 

まずは同僚を捕まえて、
練習して見ましょう。

 

 

今日はここまで。

 

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

 

 

IAIR北海道地区 認定シニアインストラクター
理学療法士 中嶋 光秀

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