第117回
【明日から使えるベテランPTの
ワンポイントテクニック】

 

 

皆さん、こんにちは。
IAIR東北・北海道支部
認定シニアインストラクター
「ジマさん」こと中嶋 光秀です。

 

 

さて、
今日はリハビリのマンネリ化について。

 

 

前回のコラムでも書きましたが
患者さんのプログラムを今一度
客観的に見直してみると、

 

 

「ハッ∑(゚Д゚)」っとしたこと
ありませんか?

 

 

評価用紙や、実施計画書に
書かれたプランとゴール設定。

 

 

ちゃんと達成できていますでしょうか?

 

 

多くの病院が月1回の評価を基準に、
あとはその都度必要に合わせて
プランやゴール設定をしているかと
思います。

 

 

私は維持期、生活期での関わりが
多いので、必然的に一人の患者さんに
関わる時間が長くなる傾向にあります。

 

 

そうすると、いつの間にやら、
メニューが決まってきて、
週3回1単位がほぼ同じ内容・・・。

 

 

なんてことに陥ることがあります。

 

 

改めて書類を見直すと、
「歩行獲得」とか「筋力アップ」とか
ゴールが書いてあるわけですが、

 

 

ざっくりすぎてゴール設定に
なっていない、

 

 

実施プランは書いてあるけど
そこに至った経緯が載っていない、

 

 

なんてこと
皆さんも経験ありませんか?

 

 

結局「今、何を目的に」
リハビリに取り組んでいるのかが、
ぼんやりしてくるんです。

 

 

かといって、短いスパンで再評価して、
プランを立て直して、書類を更新
する時間なんてありませんよね?

 

 

私自身がハマる落とし穴としては
ゴールを「歩行獲得」ってしてるのに、
リハ場面では徒手療法が中心・・・。

 

 

(まあ必要があってしてるんですけどね)

 

 

そして具体的に退院、転院が
見えてきてから
あたふたするパターン。

 

 

ここには、書類であげたプラン、ゴールと
実際場面が合ってないっていう問題が
あるんですが、

 

 

「ゴール設定が曖昧すぎる」

 

 

これに尽きるんじゃないかと。

 

 

書類上、詳細に書く欄がなかったり、
チェックボックスだけで、プログラムを
記載したりと、書式は様々。

 

 

なので、最悪「書類上」は
【歩行獲得】
でも良いのかもしれません。

 

 

しかし曖昧なゴール設定は
リハビリのマンネリ化や同じ内容の
繰り返しを招くことになります。

 

 

ではどうすればいいでしょうか?

 

 

一番簡単なのは、
「ショートゴールを患者さんと共有する」
ということ。

 

 

2〜3週で〇〇できるように一緒に
やっていきましょう。

 

 

って患者さんに宣言しちゃうんです。

 

 

え?やってる?

 

 

じゃあ、それ、繰り返してますか?

 

 

ポイントは、ショートゴールの設定を
【繰り返す】ということ。

 

 

1つのショートゴールを達成したら、
次の近々の課題を共有して、
フィードバックをもらいながら修正して、
またゴール設定をして・・・

 

 

これを患者さんと一緒にやるといいです。

 

 

なので常に患者さんと話をする、
患者さんのフィードバックを聞くなど、
徹底してみてください。

 

 

ロングゴールだけ共有すると
少し先の話で具体的に想像しにくいので、
セラピストも患者さんも手探りで

 

 

「こんな感じ?」

 

 

で時間だけが過ぎていきます。

 

 

フルマラソンのように42.195km先の
ゴールをいきなり目指すのではなく、

 

 

5km、10km、20km・・・と
一つ一つの課題をクリアした結果
42.195kmに辿りつく

 

 

こんな感じでゴール設定を、患者さん
と共有できたらいいですね。

 

 

リハビリのマンネリ化を感じたら
ぜひチャレンジしてみてください。

 

 

今日はここまで

 

 

最後まで読んでいただき有難うございます。

 

 

IAIR北海道支部 認定シニアインストラクター
理学療法士 中嶋 光秀

—————————————-
セミナー情報
「ADLに対する体幹機能への評価と治療
〜徒手介入編〜
〜促通トレーニング編〜
日時:
【徒手介入編】
平成29年5月7日(日)10:00〜16:00
【促通トレーニング編】
平成29年7月1日(土)10:00〜16:00

会場;札幌産業振興センター セミナールーム3
講師:中嶋 光秀 (理学療法士)
IAIR認定シニアインストラクター
参加料:各編16,200円(税込)
両日参加32,400円(税込)
定員:20名(対象PT/OT/ST)
申し込みはこちら↓↓
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSgbGjdm

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の基本と治療への応用」
日時:平成29年5月20日(土)10:00〜16:00
会場;札幌産業振興センター セミナールーム3
講師:中嶋 光秀 (理学療法士)
IAIR認定シニアインストラクター
参加料:8,240円(税込)
定員:20名(対象1〜5年目までのPT/OT/ST)
申し込みはこちら↓↓
https://1lejend.com/stepmail/kd.php?no=HSgbGqzu

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日時:平成29年6月25日 9:50-16:50
会場:札幌産業振興センター
講師:赤羽 秀徳 (あかは ひでのり)
IAIR認定アドバンスインストラクター
(一社)赤羽総合腰痛研究所 代表理事
参加料:12,852円(税込)
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②腰痛治療ガイドライン)
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