【木曜コラム IAIR × 介護 その18】

「初体験ADLアプローチ!環境面からの食事改善にむけて」

どもども。

インストラクター川田のコラムです。
木曜日は最近僕がはまっている、
「介護とリハビリ」に関するお話を
お伝えします。

 

前回は、
地域ケア会議のお話を書きました。
プチ裁判の被告人みたいで、
ちょっと緊張しました。笑

 

今日は、
昨日体験したADLアプローチについて。
先日フロアーの職員から、
とある利用者さんの話で、

「食事が食べにくそう」という相談を、
受けました。

 

こういう時は、
専門職としてうれしい瞬間です。

 

早速観察です。
なぜ、食べにくいのだろうか?

 

最初に注目すべきは食事の姿勢です。

この方の場合は、
顎が上がって飲み込みにくい
そんな印象でした。

 

基礎的なお話をしますが
食事姿勢の基本というものがあります。
詳しくは、三好春樹さんの本に、
沢山書いてありますので、
そちらを参照にしてください。

 

簡単に言うと足が地面について、
前かがみになれる姿勢です。

食事姿勢

 

この方の姿勢を見ると車椅子に乗って、
食事をしています。

 

車椅子はと言いますと
実は前に落ちないように膝より、
お尻の部分が低くなっているのです。

ですので、
自然と頭部が伸展方向に行きやすくなります。

 

試していただきたいのですが
頸椎を伸展すると嚥下がかなり、
大変になります。

 

この辺りに問題が潜んでいる印象を
もちました。
食堂の環境を見ると
椅子の高さは43センチでした。
この方の体系からいくと少々高いです。
38センチが理想でしょうか。
5センチ椅子の足を切ればいいのですね。
ステンレス製でしたので、
教えていただきながら切断させていただきました。

 

まっすぐ切るって結構大変です。笑
予想を超える火花にビビります。

 


できた椅子で、再評価。

 

姿勢は改善、
しかも!
自分でお尻をずって動いたり、
前かがみにもなることができました!
摂取の状態も改善です。
食事のたびに車椅子から、
椅子に移乗していただくという介助が、
増えましたが職員にも変化を見ていただき、
移乗介助をしていただくことになりました。

 

このように、
椅子の足を切っちゃうというのも、
大胆ですが一つのアプローチ方法ですね。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

 

認定インストラクタ―川田佳弘

社会福祉法人 尾花沢福祉会
ハイマート福原 理学療法士

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