作業療法士、名久井佑哉による、
「なっくんのあるある解決コラム」
No.199の投稿です。

 

 

早速質問ですが、

 

 

「あなたが患者さんと歩行練習をする
目的はなんですか?」

 

 

是非考えてみましょう。
この問いに対する
答えは様々だと思います。

 

 

長距離を歩けるようになる為であったり、
歩き方を変える為であったり。

 

 

答えとしては何でも良いと思います。
質問されたほとんどの方が
自信を持って答えられるでしょう。

 

 

では、更に質問を加えます。

 

 

「歩行練習をする目的は
あなたと患者さんの
共通の目的となっていますか?」

 

 

どうでしょう。

 

 

この質問に対しては
ほとんどの方が自信を持って、
「イエス!」
と言えないのではないでしょうか?

 

 

そうなのです。

 

 

リハビリ現場では不思議な事に
歩行練習をする患者さんと
リハビリスタッフの間で

 

 

「歩行練習をする目的」

 

 

が違っていることが多いのです。

 

 

たとえば、この質問をされて
リハビリスタッフは

 

 

「麻痺による動作パターンを再学習し、
ご自宅での耐久性向上を図る為」
と答え、

 

 

患者さんは
「筋力・体力をつけて速く歩けるようになる為」
と答えることもあれば、

 

 

リハビリスタッフは
「歩行距離を伸ばして
お散歩に行けるようになるため」と答え

 

 

患者さんは
「夜中のトイレで転ばないようにする為」
答えることも。

 

 

このように、普段のリハビリでは
一緒の目的に向かって
練習していると思っていたら、

 

 

担当者会議やご家族を交えての
話し合い、
また他のスタッフと話している時に
共有できていると思っていた内容が
全く違うことがあります。

 

 
実際にわたしも例のように
「麻痺側上肢の自由度を獲得するために
歩容を改善していく」という目的を
患者さんと共有できていると思っていたら、

 

 

患者さんは
「足の振り出しをよくして
歩行距離を伸ばしていく」という目的に
変わっていたこともありました。

 

 

このように目的が
共有できていない状況で
リハビリが進んでいけば、

 

 

結果を出すなんてことは
できないでしょうし、

 

 

患者さんとの関係も
うまくいかないかもしれません。

 

 

この「目的が共有できていない状況」は
リハビリにおいて
解決しなければならない問題なのです。

 

 

どのようにしたら
目的が共有できるのでしょうか?

 

 

私が意識して行っていることとして

 

 

① リハビリを行った結果、
何ができるようになりたいかを
実施前後で確認する。

 

 

② 練習の目的を毎回患者さんに
述べてもらう。

 

 

ということを意識して行っています。

 

 

なにより大事なのは、
リハビリを進めていく際に
毎回ただメニューに
取り組んでいくのでは無く、

 

 

行う目的をシェアする時間を
大切にすることが大事です。

 

 

あなたも患者さんに
確認してみてください。

 

 

もしかしたらあなたの思っている
練習の目的と
大きくずれているかもしれません。

 

 

また、患者さんだけでなく
ご家族や他職種の方とも
話してみると
ずれていることが分かりますよ\(◎o◎)/!

 

 

是非、目的の確認を。

 

 

本日も最後までありがとうございました。

 

 

IAIR東北支部 認定インストラクター 名久井 佑哉

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