土曜日担当

オシャレ番長PT武田修二の、
~メンタル&ボディコンディショニングコラム~14 

 

こんにちは!

さて本日は、寝返り時に見落としがちな

肩甲骨の話です。

 

「ちゃんと見てるよ!」

 

とお思いかもしれませんが、

寝返り時の下側の肩甲骨の状態って

ちゃんと評価していますか?

 

前回までも何度か話していますが、

寝返りは

【重心を移動しながら回転を起こしていく】

運動です。

 

回転をしていくためには

回転を引き起こすための運動や

その原動力が必要となります。

 

寝返りで言えば

上肢のリーチや体幹・骨盤の回旋、

下肢の運動、それに伴う筋活動を指します。

 

しかし寝返りが引き起こせないのは

上記した上側の運動が何らかの原因によってできないなどの他に

下側に来る箇所の可動性も関わってきます。

 

寝返りの際、

上部体幹を回旋させようとすると

上部体幹の重さは下側の肩甲骨に移動します。

 

この際肩甲骨の外転や上方回旋に制限があると

回転を妨げてしまい、体軸内回旋が

引き起こせなくなります。

 

ここに制限があると寝返りの初期の段階で

回転運動が止まってしまい、

頭頸部の伸展を用いた伸展パターンに

陥りやすくなったり、

上側のリーチする上肢や肩甲帯の緊張を高める、

下肢の押し付けを強くしすぎるなどの

代償動作を用いて運動を行おうとしてしまいます。

 

そのため

【下側の肩甲骨の可動性の評価】

が重要になってきます。

 

さて、肩甲骨には

・内転、外転

・挙上、下制

・上方回旋、下方回旋

といった方向の動きがありますよね。

 

 

各運動方向の評価をするのももちろん大事なのですが、

ここでは寝返りの支持面としての

肩甲骨の可動性を評価したいので、

 
特に

【上方回旋、外転の複合した動きと、それに伴う体軸内回旋】

注目して見てみましょう。

 

上方回旋と外転の複合運動と体軸内回旋の連動の

簡単な評価方法としては、画像のような方法で行います。

 

 

評価

1.回旋させたい側の上肢を斜め前方に位置させる(画像の左側)

2.1で置いた手に向けて反対側の上肢をリーチささる(画像の右側)

3.2の時に1で置いた上肢が動かないか注意してみる

ここで1側の肩甲帯が後方に引かれる場合、

肩甲骨の上方回旋、外転と体軸内回旋(胸郭の回転)が

連動して起こせないことがわかります。

 

 

このように肩甲骨と胸郭の連動性が

寝返りでは重要になってきます。

 

そこで重要になるのが

【肩甲胸郭関節、肩鎖関節、胸鎖関節】

になってきます。

※もちろん他の肩の関節も重要です。

 

次回は、

 

この肩甲胸郭関節や肩鎖関節、胸鎖関節の

解剖やバイオメカニクスについて

触れていきたいと思います。

 

 

今回のコラムではざっくりと、

【寝返りの時の支持面となる肩甲骨の動き】

について注目して頂ければ幸いです!

 

それでは、

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました(*^_^*)

 

IAIR東北支部 認定インストラクター
理学療法士 武田 修二

 

 

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